高齢者の中には、残念なことにクレーマー化してしまう人も一部いる。そんな理不尽な高齢クレーマーに呆れている人は多いようだ。
福島県に住む50代女性は、ファミレスで「推定60歳」の男性クレーマーに遭遇したことがあるそうだ。そのクレームの内容が衝撃的だった。
「食べ終えたあとに店員さんを呼びだし『ライス大盛りを頼んだんだけど、明らかに普通盛りだった! タダにしろ!』と延々と言っていた」
空の皿では確認しようがない。せめて食べる前に言わないと話にならないだろう。店員は「もう食べてしまった後なので……」と、とても困っていたという。(文:國伊レン)
レジ店員にストレスをぶつける高齢男性に「あんただけじゃないんだよ」と呆れる女性
高齢クレーマーに関する投稿は他にも届いている。兵庫県に住む40代女性は、ドラッグストアのレジに並んでいる時に、列にいた高齢男性が
「早くして、こっちも忙しいから」
と、女性店員にイライラした口調で催促している光景を見かけ、「一瞬、あんただけじゃないんだよと心の中で文句を言いたくなりました」と回想した。
女性自身も仕事中に高齢者クレーマーに悩まされた経験があるそうだ。
「以前接客業の仕事をしていましたが、特に高齢の方には申し訳ありませんがイライラされている方を見かけた事もあり、それだけでなくカスハラの被害にも遭ったことがあります」
歳を重ねると、殆どの店員は年下になる。「年下=格下」という価値観を持っている人が高齢者になると、店員に横柄な態度をとるクレーマーに変貌してしまうのかもしれない。投稿者の女性は店員に威張り散らす彼らの姿を「心からさみしそうな方だと思います」と憐れんでいた。
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