同様のエピソードはほかにもある。
愛知県の50代男性(Web・インターネット・ゲーム/年収400万円)はもともと東京で働いていたが、バブルが崩壊し会社が倒産したため、地元の名古屋に帰ってきたという。そこで
「今は辞められた人の紹介で地元の会社へ。面接時に前職の給料を聞かれたため素直に答えたら『どこの馬の骨ともわからない人間にそこまでは出せない』と当時の社長(今の会長)から言われました。初対面なのに……」
知り合いの紹介で来たのに「馬の骨」扱いとはひど過ぎる。前職で高い給与を受け取っていた男性が気に入らなかったのだろうか。しかし結局、男性はこの会社に就職したという。給与は相当減ったらしく、
「来年定年60歳ですが、給料半分にされて同じ仕事で未だイヤミを言われるような会社にはさようならです。現在の社長(息子)も似たようなものですし」
と、退職を心待ちにしている様子だった。
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【シリーズ:失礼な面接官たち】