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年齢や学歴など企業が求める基準はあるだろうが、候補者にそれを悟らせるような面接の仕方は遠慮してほしい。兵庫県に住む60代男性(企画・マーケティング・経営・管理職/年収450万円)は約20年前、「携帯電話のパネルや部品を作る会社」の採用面接を受け、ムカついたエピソードを語った。そこは候補者の年齢で対応を変える会社だった。(文:國伊レン)
質問も年齢によって区分けされている感があり…
男性は「17年勤めた会社が事実上の乗っ取りにあい会社都合退職」したことをきっかけに転職活動を始めたそうだ。そして件の会社の書類選考を通過して一次面接に呼ばれたが、他の会社での面接とは違い「明らかに年齢順」で席を指定されたという。
面接を受けている途中も違和感があったと男性は語る。やがて男性の二席前の候補者になると、面接官からの質問の内容が変わったのだ。「あ~明白だ」と年齢による差別を感じ取った男性は逆質問でこう言い放った。
「これって明らかに年齢順ですよねっ? 多分2人前位がボーダーですよねっ」
面接官は「えっ! ちっ違います」と慌てていたそうだ。男性は「いや! いや! 私も面接していた側なんで」と返し、離席して
「ありがとうございました。こんなやり方があるんだと勉強になりました」
と捨て台詞を吐き、帰ったという。「2人前と私以降の方には申し訳無かったです」と罪悪感もあったが、途中で帰ったことに後悔はない様子。その会社は倒産したようだ。
「ある意味こんな事してる会社 行かなくて正解だと思ってます」
この会社が年齢で合否を決めているかは定かではないが、どのみち倒産するのだから行かなくて正解だっただろう。
※キャリコネニュースではアンケート「ムカついた面接」を実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/6YW7APDF