この一件を女性は「成績の良いセールス(営業)だったため、会社にとっての利益を一番に考えたのだろうと思います」と推察する。
「その後の話で耳にしたのが、『売れるセールスはセクハラくらい仕方がない』と役員が言っていたそうで、この会社は本当にダメだな、と思いました」
輸入車のディーラーというだけあって、実力主義の上に利益優先であったことが伺える。
「その他にも、問題を起こしても売れているか否か、気に入られてるか否かで、クビになる社員と守られる社員とで処分にも差があり、平等ではない会社でした」
こうした会社の体質にうんざりしたのだろう。女性は「年収は良かったですが、見切りをつけ退職しました」ということで、現在は金融系の事務として働いている。もう理不尽な上司に悩まされることはないようだ。
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