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面接官は応募者に失礼な態度を取るべきではない。埼玉県に住む60代女性は「ハローワークで紹介を受け行った企業の集団面接」で衝撃を受けることになった。
社長の手には参加者の履歴書が置かれ、それらを見ながら、
「離婚してるのか。何で離婚したんだ。そんなんじゃダメなんだよ」
と、とうとうと説教が始まったのだ。(永本はな)
「とても許せないです」
本来、履歴書に離婚歴を記載する必要はない。また面接官が仕事と関係のない質問をすること自体が言語道断だが、他の応募者がいる中でこの質問はあまりに非常識だろう。
「プライバシー侵害もいいところです。とても許せないです」
続いては静岡県に住む60代女性で、「年齢不問」と記載されている企業に「まぁ駄目だろうな」とダメ元で面接の電話をかけると「大丈夫ですよ」と返事をもらったそう。だが面接に行ってみると、「明らかに面倒くさそうな体勢」の面接官は片肘ついて、こう言ったという。
「一応ハローワークからの指摘で年齢不問としたので面接するけど、雇う気持ちないから」
採用時に年齢制限を設けることが法律で禁じられている。しかし求人票に「年齢不問」と記載したとしても、面接時に年齢制限があるかのような発言をすれば問題だ。
「言わなかったけど、私そこの会員。絶対利用するもんか」
女性はまさかのその企業の顧客だったようだ。面接官は企業の顔である。応募者に失礼な態度を取ったことのある面接官は、ぜひ肝に銘じておいてほしいものだ。
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