しかし、なぜかそれだけでなく「さらに」とややしつこく聞かれたため、思ったことを言ったという。
「強いていえばSPI試験(適性検査)を応接の背の低いテーブルでやらされたのが体力的にきつかった」
文句というほどでもない当日の感想だ。ところが、翌週になって「残念ながら話はなかったことに」と内定取り消しの連絡がきたのだ。さぞかし驚いただろう。後になって聞いた話は、あまりにも理不尽なものだった。
「学歴と経歴に興味があっただけで、今後業界展望は参考になった。だが、会社に文句を言う奴がいらない、まぁ情報抜いただけでも儲けものということだったらしい」
初めから男性の持っている知識や情報が欲しかっただけで、文句云々は言いがかりのようなものではないのか。ちなみに「東京から東海圏への面接」だったそうで、往復の交通費や時間の無駄が惜しまれる。
だが因果応報だろうか、現在その会社の経営は芳しくないようで、こう本音を明かしている。
「いまその会社は上場維持も厳しい状況でさもありなんと感じています」
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