“子持ち様”が最優先、親の介護で休む私には「また?」と冷たい目 40代女性が感じた不公平 | キャリコネニュース - Page 2
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“子持ち様”が最優先、親の介護で休む私には「また?」と冷たい目 40代女性が感じた不公平

「それはいいのですが、休んだり早退する際の温度が違うのがおかしいのです」

手厚い子育て支援がある一方で、親を介護する人への対応が冷たいというのだ。女性は親の介護をしており、日中はデイサービスに親を預けている。だが認知症のせいか「怒りっぽく、帰宅願望が強く」施設から呼び出されることもある。

「といっても、デイでも頑張ってなだめすかして介護してくれるので、呼び出されるのは月に1、2回です。それなのに『また?』って反応をされると、もやもやします」

一方、子育て中の社員のほうが「早退率が高い」し、子どもの体調不良で早退や休むとなると「大変だね、すぐ帰って」などの優しい言葉がけや配慮があるという。

「しかし私が、親の介護関係で早退する、休むのには、嫌そうにされます」

その上、女性は育児中の社員が残した仕事をカバーしなければいけない。「しかも新人の方が給料が多い。バカにしてます」と、待遇への不満もあらわにした。

「老人福祉施設だというのにこれではどうしようもないですね。別の資格もあるし、もう福祉とはおさらばしようと思います。子持ち様なんていないところに行こうと思います」

働く人の事情はそれぞれに違う。本来であれば会社側が「子育て中」と「その他社員」の対立にならないよう、誰もが働きやすい環境を目指すべきだろう。

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