年間休日の労働基準法上の最低ラインは105日だ。この基準を大幅に下回っているその会社は、恒常的な時間外労働が前提となっている可能性が高いといえる。
休日数を知った男性は、面接担当者に思わずこう質問した。
「この年間公休数で、みなさん働いていらっしゃるのですか?」
その異様な少なさを前に、男性は到底受け入れられなかった様子。しかし担当者の答えは想像の斜め上を行くものだった。
「えっ?どこか体悪いの?皆、公休出勤して割増手当欲しがるくらいだよ。勿論強制はしないけど。何年か勤務したら有給が40(日分)くらいまでたまるから、それ全部使えば110日くらいにはなるかなあー」
常人を上回るバイタリティを持った社員が多いのか、逆に体調を心配されてしまった。これに対する男性の反応やその後の展開は不明だが、不安要素が拡大したことは確かだろう。
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