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これまでの給料が正当なものでなかったとわかれば、誰しも肩を落とすものだ。投稿を寄せた60代女性は、現在地方銀行でパートとして働いている。その時給は「1050円」だと明かす。
そもそも女性はこの銀行のOGで、出産に伴い退職した後、パートとして復職したのだそう。つまりは経験者な訳だが、給料がそれに見合っていないとこぼす。(文:湊真智人)
「周りからは『元行員でスキルもあるからいいお金もらえているんでしょ』と言われますが 時給720円から始まり25年かけて950円に……」
最低賃金にガッカリも「最後まで勤めていきます」
周囲の想定とは裏腹に、自身の給料の低さに文句を言ったこともしばしば。それでも、
「正行員とは違うことを理解しているので仕方ないと思っていました」
と何とか不満をこらえていた。しかしあることをきっかけに、女性は現実を突きつけられてしまう。当時のことをこう書いている。
「最低賃金が上がったからという理由で時給が上がりました」
「初めて今まで自分が最低賃金で働いていたことを知って『正行員と同じ仕事をしていたのに……?』とガッカリしました」
こうして現在の「1050円」に落ち着いたのだが、長年の経験や職場への貢献が考慮されず、最低賃金で働かされていたことに愕然としたようだ。
さすがに「やってられない!」と見限りかけた女性だが、現状を冷静に見つめつつ、次のように投稿を結んでいる。
「パートの定年まであと1年なので最後まで勤めていきます」
※キャリコネニュースでは「こんな給料じゃやってられない!と思った瞬間」をテーマに投稿を募集中です。回答はこちらから https://questant.jp/q/3L77G1JC
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