喜びも束の間、給与明細の控除額を見て現実に引き戻されたようだ。
「但し税金で30%近く引かれるのが辛い。ボーナスから税金を取るのは本当にモチベーションが下がるのでやめて欲しい」
額面が大きければ大きいほど、差し引かれる税金や社会保険料の額も大きくなる。致し方ないことではあるが、頑張って稼いだ分だけ「取られた」と感じてしまうのも無理はない。
そんな女性のボーナスの使い道は、自分へのご褒美と将来への備えだ。
「12月に沖縄のジャングリアにいくので、ホテル代などレジャー費で20万ほど使い、あとは全額貯蓄(株、米ドル)の予定」
今年開業したテーマパーク「JUNGLIA(ジャングリア)」をさっそく楽しむ計画のようだ。残りは投資に回すあたり、しっかりしている。
ボーナス120万円をもらって会社を去る50代男性
一方で、ボーナスを「手切れ金」代わりに、会社に見切りをつける人もいる。静岡県の50代男性(エンジニア/年収1000万円)は、今回の支給額についてこう明かす。
「昨年は125万円だったのに、今年は120万円。自身の収入には十分納得している」
納得しつつも5万円の減額となり、会社を取り巻く環境の厳しさを感じてもいる。
「ただし、親会社の販売不振による影響でここ数年は、停滞か下降ぎみであり、先行きの不安は否めない。今期のボーナスを最後に転職を実施」
エンジニアとして現場を支えてきた男性だが、親会社の不振という構造的な問題には抗えないのだろう。年収1000万円を稼ぐスキルを持つ男性は、沈みゆく船に残るつもりはないようだ。
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