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多くの企業で冬のボーナスが支給される時期になった。業績好調で増額となった人もいるようだが、金額そのものよりも会社の評価制度に納得がいかないという声も聞こえてくる。
投稿を寄せた40代男性(エンジニア/機械・電気・電子・半導体・制御/年収1000万円)は、半導体メモリの研究開発に携わっている。今回のボーナスについては、
「会社の業績が良くて、業績連動の分20~30万上がった」
と明かす。金額だけを見れば羨ましい限りだが、男性は手放しで喜んでいるわけではないようだ。
「年功序列感が強く、同じ役職で遊んでるような人と、そんなに変わらないので、そっちを下げてほしい」
真面目に成果を出している人間からすれば、働かないおじさんが自分と同等の待遇を受けていることに腹が立つのも無理はない。なお、使い道については「使う予定は特になし、本当は運用に回さないとダメだとは思ってるが、やれてない」と書いている。(文:篠原みつき)
「新たな実績が求められる部門と安定運用を求める部門でメリハリを」
東京都の40代男性(素材・化学・食品・医薬品技術職/年収1000万円)も、今回の支給額には満足しているという。開発職だという男性は、
「会社の業績が良くなったため支給額も増えた。昨年は110万で今年は120万であった」
と、具体的な増額幅を明かした。使い道は「貯蓄か株式投資に回す予定」と堅実だ。会社での取り決め通りの金額であり納得はしているものの、評価の内訳については思うところがあるようだ。
「欲を言えば、職種毎に過重を設けて欲しいとは思います。新たな実績が求められる部門と安定運用を求める部門でメリハリをつけてもらいたい」
難易度の高い開発部門と、ルーチンワークが主となる部門で評価基準を変えてほしいということだろう。年収1000万円プレイヤーともなれば、単に貰える額の多寡だけでなく、自身の仕事が正当に評価されているかどうかに敏感になるのかもしれない。
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