
画像はイメージ
新人の教育は、時に自分の仕事以上にエネルギーを奪われるものだ。しかし、その苦労を理解するはずのトップから、耳を疑うような言葉を投げかけられた人がいる。
東京都の60代女性(医療・福祉・介護)は、部署に配属された男性新人の教育係を任された。「張り切って」指導にあたったという女性だが、その新人は一筋縄ではいかない人物だったようだ。(文:長田コウ)
何度教えても覚えない、すぐ返事をしない
「まず何度教えても覚えない、すぐ返事をしない、そのうち(中略)、人の説明を『背中』で聞く様に。クライアントからも『あの人変だよね』と指摘を受ける様になりました」
あまりの態度の悪さに、女性は社長へ状況を報告し、異動の検討を提案した。ところが、返ってきたのは解決策ではなく、女性の尊厳を傷つける言葉だった。
「〇〇(私)さんの教育の仕方が悪い。子供を産んだ事が無いから、人の育て方を知らないんだろ」
女性が「この発言はセクハラと捉えました」と憤るのも当然だろう。出産経験と仕事上の指導力を短絡的に結び付ける社長の価値観は、あまりに時代錯誤だ。
その後の展開は、皮肉にも女性の判断が正しかったことを証明するものとなった。
「後に、その男性新人は異動後、異動先でもトラブルを起こし、退職しました」
結局、問題の根源は教育方法ではなく新人本人にあったのだ。指導者として責任を問われるべきは女性ではなく、人を見る目のなかった社長の方だろう。
※キャリコネニュースでは「職場で言われた失礼なこと」をテーマに投稿を募集中です。回答はこちらから https://questant.jp/q/HFY2D134
「旦那の稼ぎだけで生きていく」が信念の女性、夫の年収が1500万→650万円にダウンで「一気に貧困層」と嘆く 投稿が物議


