「携帯見せろ」32年勤めた男性に“盗撮”の濡れ衣 写真フォルダをチェックされる屈辱 | キャリコネニュース
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「携帯見せろ」32年勤めた男性に“盗撮”の濡れ衣 写真フォルダをチェックされる屈辱

画像はイメージ

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30年以上もの間、職務に励んできた男性を待っていたのは、あまりに非情な結末だった。投稿を寄せた60代男性は、32年勤めた職場で定年を目前に控えたある日、屈辱的な経験をした。

男性は会社の重役を載せる運転手として働いていたようだ。日々、車両の清掃や点検を欠かさず、「自分の大切な商売道具」として大切に扱ってきた。しかし、支店長との関係性には以前から不穏な空気が漂っていたようだ。(文:湊真智人)

休み明け、車に擦り傷がついていて……

男性が休み明けに出勤した際、車には「右前から後ろまで」擦り傷があったという。車を利用したのは支店長本人だった。しかし、支店長は信じがたい言葉で男性を責めた。

「車は汚れてたし、いつ傷ついたかわからんだろ。不愉快」

白の車に黒い傷や凹みがあれば、乗り降りの際に気付くものだろう。しかし支店長は「もっと綺麗にしとけ」と捨て台詞まで吐いたのだ。呆れ果てた男性だが、悲劇はこれで終わらなかった。

一方的な盗撮嫌疑で「契約更新なし」

ある日のこと、暗い待機場所で窓際に立ちスマホを触っていた男性のもとへ、いきなり支店長が乗り込んできた。そのまま応接室へ連行された男性は、耳を疑う要求を突きつけられる。

「『携帯見せろ』と言われ、画像チェック。全く何のことか分からず一方的な物言いだった」

どうやらパート従業員の女性が「盗撮している」と支店長や人事に報告したのが原因であった。もちろん男性に身に覚えはなく、証拠も出なかったようだが、会社側の対応は冷酷だった。

「定年後もまだ雇用をあてにしていたのに、いきなり『契約更新はしない』と。人事からも問われ、『そんなことするか』とはっきり言ったが聞く耳なく、退職しました」

必死の訴えも無下に扱われ、立場を失った男性はやむなく退職した。突然にして将来の展望を奪われたショックは計り知れない。

「自分の命を預けていた運転手も信じない。どこ見て仕事してるのかな。それを真に受ける方もおかしい」

憤りを抱えたまま、男性は30年以上過ごした職場を去った。一方、この支店長はその後、本店へ「栄転」したというから皮肉なものだ。組織のために心血を注いできた最後がこれでは、あまりに報われない。

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