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多額のボーナスが支給されても、ローンなどを差し引くと、自由に使えるお金は意外と少ないものだ。投稿を寄せた愛知県の50代男性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収900万円)が、家計の事情を明かした。
「108万円から税金引かれて、更に住宅ローン20万円天引き、更に積み立て年金5万円引かれて44万円しかありませんでした」
度重なる天引きで自由になるお金が44万円まで絞られる現実に、やりきれなさが募る。さらに男性を困惑させたのは、夏のボーナスとの差だった。(文:境井佑茉)
なぜか減っていた8000円の理由
額面は夏と全く同じだったにもかかわらず、手元の残り分が8000円ほど少なかったのだ。不審に思い明細を精査したところ、原因は住宅ローンにあった。
「明細書をよく見たら、住宅ローンの10年固定が終わり変動金利に変わりその分値上がりしてました」
10年という節目を迎え、返済プランが自動的に切り替わった結果、金利の優遇期間が終了するなどして支出が増えたのだった。
一方、会社の内部事情を知る立場ゆえに、支給額に「納得せざるを得ない」という人もいる。千葉県の50代男性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収550万円)は、冬のボーナス60万円だったと明かす。
「去年と同額。売上は伸びつつ、利益は出ていても利益率が下がっている中で妥当かなと 納得せざるを得ないです」
昨今の物価高騰を考えれば、去年と同額でも実質的には目減りしているともとれる。それでも、男性の受け止め方は冷静だ。
「使い道としては支払い(ボーナス払い)と貯金と買い物と家のリフォーム代の足しにします」
派手なぜいたくはできなくとも、着実に生活の基盤を整えていく、非常に計画性のある使い道だ。50代という年齢層ならではの、地に足の着いた「ボーナスの風景」が垣間見える。
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