男性は、上司らによる卑怯な手口を次のように明かした。
「病室内への入室を表面上禁止の指示。でも、自主的に病室に立ち入るのは黙認。実際に仕事をするためには病室内へ入室しないわけにはいかず、名目上自己責任で業務を実施」
つまり上司らは、現場で何かあっても、勝手に入ったスタッフの自己責任として処理できるようにしたのだ。
「作業の遅れの責任もコロナに感染する責任も全て回避して、特別手当て等の交渉も一切無し。自分たちの立場と健康だけを確保して、スタッフを見殺し同然にした上司や会社をこのとき見限りました」
会社側はリスクをすべて現場に押し付け、利益と保身だけを享受していたことになる。これでは忠誠心を維持しろというほうが無理な話だろう。男性が自ら見切りをつけたのは、賢明な判断だったといえるのではないか。現在は別の仕事に就いているという。
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