ドン引き…社長なのに会計の知識なし「前期の利益が減っちゃうよね?」発言に見切りをつけた40代男性 | キャリコネニュース - Page 2
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ドン引き…社長なのに会計の知識なし「前期の利益が減っちゃうよね?」発言に見切りをつけた40代男性

いざ会議になってみると、社長から確認されたのは「いつも通り『粗利はいくらか』だけ」だったという。入念に準備された他のページにはほとんど目も通されず、議論はあっけなく終わってしまった。

「会議には社長はいる。でも、経営者がいない。毎回同じ空気でした」

男性はトップの姿勢に強い虚しさを抱いたようだ。

「課題が山積みの段階で役員報酬が引き上げられた」

男性の不信感はこれだけにとどまらなかった。

「決定的だったのは、子会社を合併し、まだ課題が山積みの段階で役員報酬が引き上げられたことです」

明確な説明がないままの決定に、男性の胸には失望感が広がった。

「社員には『還元している』と言いながら、自身の取り分は着実に増えていく。その姿を見て、『この人にとって会社は何なのか』と考えました。そして辿り着いた答えは、『自分のお金の一部』という感覚でした」

「前期の利益が減っちゃうよね?」発言にドン引き

さらに決算後、社長から放たれた一言が追い打ちをかける。

「賞与の月掛けを上げるということは、前期の利益が減っちゃうよね?」

これに男性は「賞与引当金の仕組みを理解していない発言でした」と呆れたように書いている。

そもそも賞与引当金とは、先々に支払う予定のボーナスのうち、「その期間に働いた分」を毎月少しずつ費用として計上しておく仕組みのことだ。月掛け(毎月の引当額)を上げれば増えるのは“当期の費用”であり、前期の利益は変わらない。

「粗利には執着するのに、会計の基本的な構造すら捉えていない」そんなトップの姿に、男性は怒りというよりも深い呆れを感じたという。」

「現場の細部には口を出すが、経営の構造には向き合わない。周囲も『社長はいつもこうだから』と受け入れている」

誰も苦言を呈さない環境では、いくら経理が緻密な資料を示しても馬耳東風だろう。男性はそっと見切りをつけたようにこう書いている。

「その環境で、いくら数字を整えても意味はないと悟りました。あの日、私は静かに『この会社で頑張るのはやめよう』と決めました」

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