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職場環境を改善しようとする動きがあっても、経営陣がそれを力でねじ伏せようとする会社は少なくない。
60代女性(事務・管理)は、職場でコロナ前まで行われていた「全国総会」という名の「つるし上げの罵倒の会議」について投稿を寄せた。全国の支店長たちを売上順に座らせ、罵倒するという凄絶なパワハラが行われ、泣き出す女性もいたという。
その一方で、社長と専務、そしてその妻という同族経営の面々は、狭い部屋で堂々と煙草をふかしていた。コロナ禍以降、総会が中止になって「本当に小躍りして喜んだ」というのは投稿した女性だけではないだろう。
その後、会社では内部通報がきっかけで幹部社員が解雇されるなどの変化があった。
「不倫をしてたとかで暴力的な言動の幹部社員はクビになりました」
その後「パワハラ気質は表向き終わった」というが、会社側が社員に植え付けた恐怖心は根深いようだ。(文:天音琴葉)
「強力な弁護士がいるから勝てない」社員の口を封じようと……
表向きはコンプライアンス違反に注意するようになったようだが、それでも会社側は顧問弁護士を盾に社員の口を封じようとしているようだ。
「『内部通報してもうちには強力な弁護士がいるから勝てない』とか、『SNS等で発表すると特定してどこまでも追いかける』などと言っていた」
これでは、健全な企業への再生はほど遠いと感じざるを得ない。
また、女性は現場レベルで起きた深刻な問題についても触れている。同社が運営する介護施設で、60代の男性社員が差別的・暴力的な言動を繰り返していた。女性職員が泣いて訴えるほどだったが、最終的に事態を動かしたのは利用者からの「職員の暴言が不快だ」という指摘だった。
「利用者の前で暴言を聞かせるのは『虐待』にあたる(子供の前で夫婦喧嘩を見せるような間接的な暴力)ということで支店長が注意しました」
しかし、注意を受けた男性社員の反応も驚くべきものだった。「自分はこういう性格だから変えられない。辞めます」と言い放ち、反省の色も見せずに職場を去ったという。
もはや問題は、同族経営のトップだけではないのかもしれない。それまで問題を放置していた支店長クラスから現場の末端まで「無神経さ」が蔓延しているようだ。
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