ある真夏の日、女性がチラシ配りでフラフラになり、熱中症のような状態に陥っていたところ、たまたま来店していた専務から信じられない言葉をかけられた。
「『真冬や真夏にチラシ配りをするのは、そんな時季に必死に配ってたら同情されて開店に来てくれるだろう』と、メチャ笑顔で言われました… 社員は社畜か奴隷ですか?」
社員の健康を犠牲にしてまで客の同情を引こうとする経営トップの思考回路にはドン引きだ。しかもそれを炎天下で倒れそうになっている社員に笑顔で語るのだから、まともな神経ではない。
そもそもの労働環境もかなりのブラックぶりだったようだ。
「朝7時から夜は帰ってきたら9時でも、残業手当も1円も付きません。なん~の手当もありませんでした。昼御飯くらい補助してほしい」
長時間のタダ働きを強いられたうえに、あんな言葉をぶつけられれば「脱力して何のやる気も起きなくなりました…」となるのも頷ける。女性は
「こんな会社で熱中症で死ななくて良かった、それだけですね」
と、冷ややかに振り返っていた。
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