車に乗り込むまさにその瞬間に鉢合わせた男性は、「面倒なことになる前にさっさと帰ろう」と腹を決めた。しかし普段の習慣がそれを阻んでしまった。
「つい習慣で『お疲れ様でした』と挨拶してしまい、それを聞いた上司が近づいてきたのです。これはまずいと思って急いで車に乗りドアを閉めようとしたのですが間に合わず、その上司に捕まってしまいました」
結局、ドアを開けた状態で上司の長話が始まった。ただでさえ疲れている退勤時、寒い駐車場での自慢話など、苦痛でしかない。男性はついに我慢の限界を迎えた。
「生産性の無い無駄話を聞かされて、さすがに頭にきたので『さっさと帰りたいんですけど?』と語気を強めて言い返してしまいました。すると上司は『あっ、そう』と言って離れていき、その日は帰ることができました」
翌日、少し気まずさを抱えながらも習慣で挨拶をしたところ、上司は一瞥するだけで返事をしなかったという。それ以降、仕事で必要な話以外は挨拶含めて一切の関わりを持たなくなったそうだ。
男性は「無駄話に付き合う事が無くなったと思うと、少しスッキリしました」と振り返っている。
あとに残った気まずさはネックだが、不毛な拘束時間がなくなったので結果オーライ、ということだろうか。
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