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役職がついたからといって、その人物が相応の器を持っているとは限らない。中には現場の士気を果てしなく下げてくる上司もいる。
60代男性(医療・福祉・介護/年収550万円)が「こんな上司はいらない」と確信したエピソードを寄せた。(文:篠原みつき)
最終的に「正しいと思われる方向へ向かって処理がされた」けど……
男性が病院での業務中に直面したのは、管理職の雑な対応だった。部署内でトラブルが生じた際、その上司は事実確認すらまともに行わなかった。
「一方の言い分のみ聞いて、もう一方の言い分をまったく確認もしないで事を進めようとする」
トラブルの解決において、片方の主張だけを鵜呑みにするのは論外だ。不信感を抱いた男性は、この件を幹部である院長へ直接報告。すると、院長は「双方の話を聞いた上で裁定」を下したという。
「結果、正しいと思われる方向へ向かって処理がされた」
最終的には公平な解決がなされたようだが、直属の上司が機能せず、わざわざトップを動かさなければならない時点で問題だろう。
定時は5時なのに「7時くらいまでは残っていて欲しいんだよね」
同じく投稿を寄せた東京都の60代男性(事務・管理/年収750万円)が語る30年前の思い出も印象的だ。メーカーの購買部にいた当時の課長は、典型的な「昭和の負の遺産」を体現するような人物だった。
会社の定時は午後5時。しかし、その課長はこう言って部下を縛り付けた。
「定時になっても7時くらいまでは残っていて欲しいんだよね」
明確な理由のない居残り要請。さらに、休憩時間中であっても、男性が本を読んでいると「あれは止めてくれ」と口を出してきたという。何か悪いことでもしているかのような言い草だったというから、タチが悪い。
「訳の分からない自分の感覚で物を言い周りの社員を困らせていたが、反して上司には平身低頭するような上司でした」
結局、いつの時代も現場を混乱させるのは、自分の偏った感覚やメンツを最優先するリーダーなのだろう。
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