入社2週間で早くも「3年以上働き続けるイメージ」なし 中小企業の新卒社員が感じた「悪い意味でギャップ」 | キャリコネニュース
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入社2週間で早くも「3年以上働き続けるイメージ」なし 中小企業の新卒社員が感じた「悪い意味でギャップ」

画像はイメージ

合同会社triは2026年4月23日、「2026年新卒社員の入社直後の意識調査」の結果を発表した。調査は2026年4月15~20日に実施。今春、従業員数300名未満の企業に新卒入社した社員135人から回答を得た。

調査の結果、8割以上の新卒社員が「研修があった」と回答している一方で、約4割が「3年以上働き続けるイメージ」を持てていないという、中小企業における理想と現実の深刻なギャップが明らかになった。

働き始めたら「悪い意味でのギャップ」が39.2%

入社から現在までの研修・受け入れ対応(オンボーディング)について尋ねると、「スケジュールが組まれ、手厚い研修・指導があった」(45.9%)と「ある程度の研修・指導はあった」(36.3%)の合計が82.2%に達した。

大多数の新卒社員が、会社側から何らかの教育機会を提供されていることがわかる。しかしその一方で、現在の勤め先で「3年以上働き続けるイメージ」が持てているかという問いに対しては、「あまり持てていない」(23.7%)と「全く持てていない」(14.1%)を合わせた37.8%が、入社早々に長期勤続への意欲を失っている実態が浮き彫りになった。

このギャップの背景には、現場の空気感があるようだ。入社前のイメージと現実の間に「悪い意味でのギャップ」を感じている割合は39.2%に上り、その具体的な理由として最も多かったのは「上司や先輩が忙しそうで、歓迎されていない雰囲気がある(34.0%)」だった。

次いで「仕事内容が聞いていた話と違う・つまらない」や「残業・休日などの条件面への不満」が同率(30.2%)で続いた。

GW明けの出社、4割超が「憂鬱」

新卒社員が会社や上司に対して現時点で最も要望していることは、「失敗しても怒らず、温かく見守ってほしい」(29.6%)だった。次いで「放置せず、明確な指示や目標を与えてほしい」(20.7%)、「もっと積極的に話しかけてほしい・構ってほしい」(14.1%)となっており、まずは安心感を与える密なコミュニケーションを求めている傾向がある。

5月の連休明けの出社に対してもネガティブな感情が蓄積しているようだ。ゴールデンウィーク明けに「また会社に行くこと」への心理状態を聞くと、「少し憂鬱」(27.4%)と「非常に憂鬱」(18.5%)の合計が45.9%と半数近くに達した。多くの企業が賃上げ機運にある一方で、新卒社員が求めているのは金銭的な待遇改善だけでなく、心理的な安全性が保たれた職場環境であるといえそうだ。

 

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