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クレームでも「誠意を見せろ」と言わないのは“良質”な客 ピンチを営業チャンスに変えるコツを語る男性

画像はイメージ

客からクレームを受けたとき、対応次第ではピンチをチャンスに変えることもできる。投稿を寄せた東京都の60代男性は、現役時代に経験したクレーム対応について「クレーマー対応はまず逃げない、悪質良質の見極めが大切」と語る。

ある日、宅配の不備で激怒した客から連絡が入ったそうだ。事の発端は「置き宅配品に冷媒(ドライアイス等)を入れ忘れ」たことだった。(文:篠原みつき)

「誠意を見せろを言わないので良質クレームと判断」

確認したところ完全にこちらのミス。男性はすぐさま新しい商品とキャンペーンチラシ、多めのサンプルを持ってお詫びに向かったが、案の定客は「えらくお怒り」だった。

しかし、男性は冷静に相手を観察し、対応の方向性を決めたという。

「まずはお詫びと同一商品を渡し、お話を聞く、誠意を見せろを言わないので良質クレームと判断、良質クレーム対応開始。とにかく相手のお怒りをひたすら聞き、全くおっしゃる通りです。一言もございません。宅配契約解約でも何も言えません」

「最悪の事態“解約”を先にこちらから言って置く事が大切、相手に覚悟が伝わる」というから、かなりの手練れだ。そして、良質なクレーマーは怒りが収まると黙り出すという。

「キーワードは『貴方のせいじゃないからもういいよ』。この言葉が出るのをお詫びしながらひたすら待つ」

ひたすら謝りながら待っていると、ついに客からこの「もういいよ」が飛び出した。

「良質客のクレーム対応はかなりの確率で注文に繋がりましたね」

許しを得た男性は、「ありがとうございます。今後は十分気をつけさせて頂きます」という流れから、ちゃっかり営業に切り替える。配達の継続を確認してOKが出たら、「申し訳ないこれはサンプルです。良ければ使ってくださいね」と通常の3~5倍のサンプルとチラシを渡したそうだ。

「その後これは何?と結構キャンペーンの説明になり注文頂く事は多いですね。良質客のクレーム対応はかなりの確率で注文に繋がりましたね」

「月末近くはクレームないか?が口癖でしたね(笑)」と豪語するのも納得の、メンタルの強さと言えるだろう。

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