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会社のためにどれだけ真面目に働いていても、経営陣の方針一つで、一気にやる気が失せてしまう瞬間はある。
投稿を寄せた東京都の60代男性(年収650万円)は、交通事故の保険金支払いに関わる事故調査や示談交渉などを行う「損害サービス」の仕事をしていた。一人で数十件もの事故案件を抱え、交通事故被害者の負の感情を真っ向から受け止める日々を送っていたが、ある日参加した人事部の説明会で、会社の信じられない方針を耳にした。
人員削減は「一人が受け持つ被害者の数が増えることを意味する」
人事部から明かされたのは、現場の負担を完全に無視した人員削減計画だった。男性は年度末を待たずにサクッと動いたという。
「今後、採用を減らして人員を減らしていくと説明を受けた瞬間に年度末の次回契約更新を待たず、辞めようと決意し、実際に転職した」
ただでさえ激務な中での人員削減は、現場にシワ寄せがいくことを意味する。男性は冷静に自分のキャパシティと待遇を天秤にかけた。
「一人で数十件の事故を受け持っていて、人員を減らすということは、一人が受け持つ被害者の数が確実に増えることを意味する。 被害者一人でも、心理的な負担が小さくないのにこれが今より増えて、給料も上がらないとなると、ここは、我慢するところでなく、速やかに退職願を提出すべきと即断した」
報酬が変わらないのに業務量と精神的リスクだけを盛られるくらいなら、移れるうちに見切りをつけて新天地へ転職したほうが合理的と言えそうだ。
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