担当エリアは一週間ごとに変わり、北側の担当になった人が掃除担当の呼び出し用スマートフォンを所持することになっている。トイレの詰まりや飲み物のこぼれなどがあれば他の部署から電話が入り、現場へ向かって清掃する仕組みだ。
ところがある日、北側担当だった掃除歴20年以上の60代パート従業員が、南側を担当していた女性のところまで歩いてきてこう言ったという。
「携帯電話の取り方わからないから出てくれない?」
スマートフォンの着信のとり方が分からないという理由で、まさかの呼び出し対応を丸投げされてしまった。
これに女性は「今まで鳴ったら取り方わからず無視してた事になります」と推測し、「うちの場合時給は全員同額です」と不公平感が隠しきれない。
「何年も前に取り方聞かず、こんなだったのかとアホくさくなりました」
会社では出勤時などの管理もiPadでしているそうだが、同僚は「デジタル系は全部わからない人」だという。出退勤は社員が操作してくれるのだろうか。女性は次のように苦言を呈している。
「仕事なのでわからなければ主任や誰かに聞くべきです。結構一週間に3回、4回くらいは呼び出しあるので図太い性格がひきます」
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