「外から『どうする?社長帰っちゃったけど……』の声。要は私の面接せずに面接する社長が帰ってしまったということのようです」
面接を担当するはずの社長本人が、応募者を残して無断で帰宅していたのだ。その後、30分ほど待たされた後に面接が始まったが、出てきたのは社長ではなかった。
「聞いていた社長面接ではなく、急遽呼び出された技術の課長さんで平謝りから始まり、(社長が帰ったことには触れず)何も準備していなかったようで大した話もせずに終わりました」
いきなり駆り出された課長も気の毒だが、男性からすれば適当な面接でお茶を濁された形だ。
「私の前に面接した方で採用を決めてしまって…」
後日、面接がすっぽかされた呆れた理由が判明する。
「どうやら後から聞いた話では、私の前に面接した方で採用を決めてしまって、私の面接をせずに社長が帰ったという顛末だったようです。それって、どうなの?」
欲しかった人材が確保できたとはいえ、すでに予定されていた別の応募者の面接を無視して帰宅するのは雑過ぎる対応だ。
「交通費が出ないという事でしたが、紹介会社経由で要求しました。今でもこの会社の広告を見ると腹が立つ」
本来は支給されない予定だった交通費を請求したという男性。広告を目にするたびに当時の不快な記憶が蘇るのも当然だろう。
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面接で「時間の無駄」と5分で落とされた女性 その後、発注側の企業に就職して立場逆転


