その取引先の社長は、「機嫌が悪いとすぐ八つ当たりしてくる」タイプだったそうだ。なかでも男性が「一番意味が分からなかった」と振り返るのが、次のようなクレームである。
「あんたの靴がデカ過ぎて、気分が悪くなった。どうしてくれる!」
他人の靴のサイズを見て気分が悪くなるとは、にわかには信じがたい言いがかりだ。男性の靴のサイズは27センチとのことで、「少し大きめくらいだと思うのですが…」と困惑しているが、成人男性としては至って一般的なサイズではないだろうか。どうしようもないことで「どうしてくれる!」と凄まれても、対処のしようがない。
「あんたが来た途端に雪が降ってきた」と罵倒も
理不尽な八つ当たりは、他にもある。
「あとは『これから出掛けなきゃいけないのに、あんたが来た途端に雪が降ってきた』と罵倒された事もあったなあ」
もはや何の因果関係もない、天候のことでまで持ちだして怒りをぶつけられるとは、理不尽にもほどがある。男性は、当時の心境をこう書いている。
「3メートル以上雪が積もる地方で冬に雪が降るのは当たり前だと思うんですが!?」
相手が取引先の社長となれば、理不尽なクレームにもある程度は我慢しなければならないのが営業職のつらいところだ。とはいえ、靴のサイズや天気を理由に怒鳴られるのは、まさに「困ったお客さん」としか言いようがない。
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