仕事を取り上げた上司の意図は不明だが、現場の人事がそれを見て見ぬふりをするという異常な事態。しかし、男性は決して泣き寝入りしなかった。
「納得いかない私は、本社人事に訴え、その上司は降格処分となった」
自力で理不尽な上司に対抗した男性だが、この問題の解決には「2年もの歳月を要し、私は別部署に異動となった」という。さらに、周囲の反応は冷ややかなものだった。
「私の訴えを正しいと信じていた者は、100人くらいいる部署の中で5人も居なかったのではないか」
正論を貫いたにもかかわらず孤立させられるような環境に、会社に対する不信感は決定的なものとなってしまった。
「CEO達が若手の未来を奪って自分たちの給与にしている」
男性は会社の実態をこう斬り捨てる。
「この会社は創業100年を超える日本を代表する大企業ですが、評価基準がないために主観評価となり組織が腐っているのです。組織改革と言いながら、構造改革依存症となり組織文化は何も改革しようとせず、リストラばかり繰り返しています」
歴史ある大企業でありながら、その内実に対しては「自分にたてつく人は全て消し去り、CEO達が若手の未来を奪って自分たちの給与にしているのです」と怒っていた。
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