
画像はイメージ(AIで作成)
家族経営の飲食店で、経営者の親族が「ハズレ」だったときの現場の苦労は計り知れない。投稿を寄せた30代女性は、かつて働いていた焼肉店でのあり得ないエピソードを振り返る。
当時、店長が不在で、代わりに社長の甥である「部長」が店舗に入っていた。しかし、この部長が女性曰く「まぁ本当に仕事しないわできないわ」という人物だった。(文:篠原みつき)
「早上がりの子達も帰れねぇんだぞ?!」怒りの怒鳴り込み
焼肉店では、肉の厚さや大きさを考えてカットしないと噛み切れず食べにくくなるが、部長の切り方は非常に雑だった。客からクレームが出ることもあり、「その度にお客様に調理はさみをお渡しし、謝罪をしていました」というから現場の負担は大きい。
とある多忙な土曜日のこと。常連客からも「早く店長に帰ってきて欲しいな」と言われるほど店が回っていない中、事件は起きた。
「その部長と、とても仲の良いバイトの子と休憩に行ったきり全然帰ってこなかったんです」
忙しさのあまり早上がり予定のアルバイトも帰れない状況に、ついに女性の我慢は限界に達した。2人がいる場所へ怒鳴り込みに行くと、案の定、部長とアルバイトはイチャついていたという。女性はさらにブチギレた。
「『お前等いい加減にしろ、この状況と時間見てねぇのか?!早上がりの子達もお前等がイチャついてるせいで帰れねぇんだぞ?!』上司だとか外だとかもうそんな事関係なく怒鳴りました」
その日は2人から形だけの謝罪を受けたが、女性は聞いても無駄だと感じてスルー。就業後、他店へ異動した社員経由で社長の連絡先を入手し、翌日には直接電話で事の顛末と肉のクレームについて報告した。
社長からの叱責後に逆ギレ「僕、謝ったじゃないですか!!!」
社長から大目玉を食らったであろう部長は、出勤早々に女性へ逆ギレの嵐を浴びせてきた。
「僕は〇〇(女性)さんに対して凄く気を使っていた」
「△△(バイト)には注意していたから遅くなった」
「店長だってサボってる」
「僕、謝ったじゃないですか!!!」
見苦しい言い訳の数々に、女性は内心「監視カメラの死角でイチャついてましたよね?」「店長はやる事やらずに帰ってこないとかはありません」「あれが謝罪だっていうなら書き出して社長に見せたら如何ですか?」と呆れ果てた。この瞬間に「ここで働いてるの馬鹿らしい、アホらしい」と悟り、キッパリと退職を決意したという。
後日談として、実は有能だった店長も辞めるつもりだったらしく、現在2人は別の場所で元気に過ごしているという。
「今は私や店長の代わりに、後輩くん、後輩ちゃんがその立場についているそうです」と明かす女性。かつての職場について「きっとこれからもこのままの状態で、改善される事は無いのだろうなと思います」と冷ややかに書いている。
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