上司との「飲みニケーション」の面倒くささは異常! 上手な断り文句を考える | キャリコネニュース
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上司との「飲みニケーション」の面倒くささは異常! 上手な断り文句を考える

先日、飲み会に出かけた。2時間ぐらいの軽い飲みだったけど、友達同士の集まりだったので、そりゃもう楽しかった。やっぱ飲み会は、気心の知れた仲間とじゃないと面白くない。

しかしときには「え、コイツと飲むのかよ」と思っちゃうような、めんどくさい相手と飲み会をしなきゃならないときがある。会社員にとっては、上司なんてまさに「コイツ」扱いされる最たる例だろう。(文:松本ミゾレ)

せっかくの予定を上司との飲みでブチ壊された悲しい事例を見よ

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飲みニケーションはめんどくさい!!!

折も折、おーぷん2ちゃんねるをぼんやり眺めていると、「上司ってなんであんな飲みニケーション信者なの?」なるスレッドを目にした。スレ主の言い分が、なかなか悲惨だったので引用してご紹介したい。

スレ主はその日、会社帰りに雑貨屋に寄ってグラスを買い、まったり家飲みをすることを心の支えにして働いていた。しかし、22時過ぎに仕事を終えて帰ろうとした矢先、会社の裏口で上司と出くわし、飲みに誘われた。

「思わず『え! 今からですか!?』って言っちゃって、『別に嫌ならいいよ、強制じゃないからさ』ってムッとした顔で言われて、『あ、これ断ったらアカンやつや・・・』って察して結局飲みに行って。その日一日楽しみにしてた予定が全部ダメになった時の絶望感分かる?」

と、こんな感じでなかなか悲惨である。これが仲良しの同僚からの誘いなら「ま、いいか」となるだろうけど、相手は上司。ご愁傷様としか言いようがない。

「断ると自分がいないところで評価下げられるから、後が怖い」

スレッドには同じような立場の被害者の声も目立つ。ちょっとそちらも見てもらいたい。

「直属の若い上司とかを見てると大変だと思う。その上のもっとおっさん上司とがんばって付き合ってるし」
「断ると自分がいないところで評価下げられるから、後が怖い」「捕まったが最後」

そもそも上司との飲みなんて、色々と発言にも制限をしなきゃならないし、そんな状態で飲むお酒が美味しいはずもない。しかし断ったら断ったで印象も悪くなる。「じゃあ仕事辞めたるわ」と思ったって、こういうケースは多くの職場で少なからずあるものなので、悩みどころである。

それにしたって、22時まで働かされた挙句にしょうもない上司との飲みまで付き合わされるなんて、投稿者は本当にかわいそうだ。

誘われたら「ありがたいです。では本日はご馳走になります」と言ってみよう!

たしかに上司との飲み会はクソほどつまらないが、結局その飲みに参加しておいて、後日ネットで愚痴るというのは、いささか建設的ではない。世渡り上手だったり、賢い人間は、そもそも印象を損なわずに上手にかわすことができる。

たとえばこのスレッドにあった、「飲みッスか? 先輩のおごりならいいッスよ」という書き込み。これが言えればかなり負担が減るだろう。

というのも、部下を飲みに連れ出す時点で、本来は上司がお会計を一手に引き受けるのは当然のことなのに、この手の身勝手な上司って、それがなかなかできないのだ。要はケチで自分のことしか考えていない奴が多いのである。

だから「ありがとうございます! ゴチになります!」とか言えば、この手の面倒な上司は「え? 奢りなの?」みたいな顔をする。それでもなお誘うなら「金持ってないんで! ありがとうございます!」と言えばいい。奢るという発想がない以上、流石に相手に金がないなら諦めるはずだ。

「でも僕はそんな言葉使ったことないし……」と思うのなら、慇懃無礼に「ありがたいです。では本日はご馳走になります」とでも言えばいい。こちらの場合も、クソ上司は「奢りかよ」という顔をするので、後は同じことである。

これで嫌われるんなら、もう何をやったって近い将来必ずその上司からは嫌われるので気にしないことだ。それに、この手の人間はとっくに周囲に嫌われている。そんな人間に嫌われるぐらいで、いちいち胃が痛くなるのはもったいない。

あわせてよみたい:「上司に価値がない」から飲み会拒否

 

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