もの凄い勢いで仕事を辞める「ゴールドバックラー」に驚愕 「数分で辞めて黙って帰った」という人も
バックラーのタイプを分類したもので、たとえばC級バックラーの場合、「入社して数日、もしくは1、2週間で消える人材」とされ、B級バックラーは「仕事を覚えて、職場の主力に近い立場を取得した後、消える」とある。
A級バックラーともなると、「売場を荒らす、勤務中に姿を消すなど、職場への迷惑行為をしてバックレる漢の中の漢」と、とんでもない人種となっている。
さらにそれらを上回るのがS級バックラー。S級ともなれば「伝説の存在。給料と称して、売場の物やレジの金を強奪して消える最強のバックラー。場合によってはブタ箱逝きである」と、完膚なきまでにクズ人材として紹介されている。
さすがにここまでひどいケースはめったにないはずだけど、たまにこれ系の事件がニュースを彩ることもある。
だが、このS級バックラーすらを上回る、伝説のバックラーがいる。それがゴールドバックラーだ。「数時間、あるいは数分で勤務中に消える。もはや幻」とされるめったにお目にかかれないシロモノだ。
「なんか人を小バカにしてる上司ばかりだったから2日で辞めた」
そこで冒頭に触れた「最短で仕事やアルバイトを何日何ヶ月で辞めました?」なるスレッドの出番というわけだ。ここには様々なバックレ経験のある人々が、自分のバックレ度合いを赤裸々に書き込んでいた。
「1ヶ月!居酒屋はむいてなかった」
「チョコ工場を1日で。ベルトコンベアに乗って流れてくるチョコに、延々とフォークを乗せ続けるバイト。気が狂いそうだった」
「2日。なんか人を小バカにしてる上司ばかりだったから」
このように、栄えあるバックレ経歴を持つ人々の声をいくつも目にすることが出来た。そしてゴールドバックラーと呼ばれるそうな書き込みもいくつかあった。
「3時間でやめました。転職正社員で一般事務で入ったのに、経理だったから。入ってその日の昼に帰りました」
「数分で辞めたことがあります。辞めた理由が物流で自己紹介後、男仕事を頼まれたからです。 話が違うと思い、黙って帰りました」
3時間で辞めたという声に舌を巻くばかりであったが、まさかその直後に数分で辞めたという一文を目にするとは思わなかった。伝説上の存在、ゴールドバックラーは、たしかに存在していたのだ!
バックレの原因は当人だけにある訳ではないのかも……
さて、バックラー探しも終えたところで、気になったことがある。基本的にバックレという選択は、褒められたものではない。しかし、雇用される側がこういう行動に出るときって、100%彼らに非があるとも限らない。
たとえば、「一般事務で入ったのに経理だった」「男仕事を頼まれた」というものにしても、雇用主側が職務内容をしっかりと伝えなかったのが一因になっている。バックレは時として、この認識の違いのせいで発生することもある。
双方にとって無駄な時間を生じさせないためにも、企業は労働条件や仕事内容を丁寧に伝え、また、雇用者側も自分から確認しにいく姿勢が大事だろう。
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