3部作映画の最高傑作は結局どれなの? スターウォーズ、平成ガメラ、BTTFなどなど
先日、はてな匿名ダイアリーに「3部作の傑作と言えば?」という投稿が寄せられた。本文にはこうある。
「スターウォーズ・エピソード4~6
マトリックス
ロード・オブ・ザ・リング
ボーン・アイデンティティ~ボーン・アルティメイタム
他には?」
挙げられている著名な3部作映画、僕はロード・オブ・ザ・リングだけは未見なんだけど、その他は全て観ている。中でもマトリックスは3作とも映画館で楽しんだため、思い入れも深い。
あと、名優ピーター・カッシングが登場したエピソード4を起点とした、スターウォーズの初期3作もVHSで観て以来のファンだし、エピソード1~3もお気に入りだ。こういう話だけで何千字と書いてしまえるんだけど、僕の映画うんちくなんて何の役にも立たないので、個人の意見はこの辺にしておきたい。
どれもいいけど韓国映画の復讐3部作は観ておいて損はない
この投稿には、数々の意見が寄せられている。いくつか引用してご紹介したい。
「バック・トゥ・ザ・フューチャーかな。ベタだけど」
「平成ガメラ三部作ではいかがでしょうか」
「パク・チャヌク監督で『復讐者に憐れみを』『オールド・ボーイ』『親切なクムジャさん』の復讐3部作は面白かったです!」
「レクター3部作『羊たちの沈黙』『ハンニバル』『レッドドラゴン』」 “
いずれも、作品を観たことがある方なら「ああ、分かる」と思ってもらえるラインナップばかりだ。
個人的には、挙がっている意見の中で言うと韓国映画の復讐3部作は、観ておいて損はない映画と感じられる。韓国の映画って強烈な感情の爆発と、繊細で緻密なシナリオのおりなす傑作映画が多いので、ハズレ作品はあまりない気がする。
それから、ハンニバル・レクター3作の放つ緊迫感もいいし、平成ガメラなんて僕が特撮オタクであることを差し引いても、出色の出来だと感じる。こうして、素晴らしい映画についてネットで語り合うというのは、非常に素晴らしいものに感じられる。
映画談義というものは非常に盛り上がるものなんだけど、条件として、まず同じ映画を観ている者同士でなければならないという弱点もある。せっかく面白い映画を知っても、その感想を誰かと共有したいと思っても、それができるのはメガヒット作品についてだけ。
こういうときに、ネットの存在はやはりありがたい。今回ご紹介した投稿のように、インターネットを介して話題の共有をするというのは、非常に有意義なもののように思える。