年収600万円で独身者の適正な家賃はいくら?「独身ならワンルームで十分」「年収500万で16万」という意見も
家賃は毎月の固定費となるため、収入に対して占める割合が多いと家計を圧迫してしまう。適正な家賃額を選ぶことを心がけたい。2ちゃんねるに9月23日、「年収600万の独身の適正家賃っていくら?」というスレッドが立った。
一人暮らしなのに高いマンションに住む必要はあるのか
2016年に国税庁が発表した民間給与実態調査によると、男性の平均年収は約520万円。スレ主は35歳で年収600万円なので、高い部類に入る。
ましてや独身者であれば、家賃に割けるお金は多そうだ。スレ主が現在住んでいる物件の間取りは1Kで手狭なため、引っ越し先は1LDKを希望しているという。スレッドでは、お金を出せるなら良い物件に住む方がいい、という意見が見られる。
「いいとこ住むとストレスも少なくていいぞ」
「独立洗面台、自動湯はり・追い焚き機能付き風呂、ウォシュレット、ひろめの1LDK、都心、 会社に近い、ほんと快適だわ」
しかし独身なら広さは必ずしも必要条件ではない。日中に仕事で家にいない時間が長いなら、そこまでのスペースはいらなさそうだ。そのため、
「8万で十分だろ独身なら。渋谷区あたりのデザイナーズアパートワンルームで便利」
「一人暮らしって高いマンション住む必要なくね?」
という指摘も挙がっていた。
年収の25%ということなら家賃12万5000円が上限
一方で、「年収500だけど16万出してる。明らかに手取りの3割どころじゃない」という書き込みもあった。しかし「余裕はないかなあ(中略)これからまだまだ給料増えるし問題ないな」とも書いている。給料が上がる見込みがあれば気持ち的に楽かもしれないが、今余裕がないならバランスが良いとは言えない。
一般的には家賃は年収の25~30%が適正だとよく言われる。25%だとすると、年収600万円のスレ主の場合、適正な年間家賃総額は150万円。月額では12万5000円が上限という計算になる。同様に年収400万円なら、約8万3000円、年収500万円なら10万4000円になる。
ただ、給与が高くても、奨学金の返済や保険料などの固定費が多いなら、その分を考慮して部屋を決める必要がある。また貯蓄ができる範囲での金額設定も大切だろう。スレッドには、「自分なら生活に問題ない程度で一番安いとこにして 将来の為に貯金するかな」と書く人もいた。
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