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【最新版】電力・ガス業界の働きやすい会社ランキング 1位は大阪ガス、2位に東北電力

電力・ガス業界の働きやすい会社ランキング

電力・ガス業界の働きやすい会社ランキング

1位:大阪ガス(4.01点)
~他企業との連携強化。アマゾンと手を組んだ新電気プランも~

近畿地方を中心に主に電力、ガス事業を展開している「大阪ガス」。2018年3月からはグループブランドを「Daigasグループ」とした。オフィスのフリーアドレス化、ペーパーレス化、サテライトオフィスの設置といった職場環境の整備を続けており、平均総実労働時間数は1873時間。また、平均勤続年数は約19.1年と長め、50歳未満の社員の離職率も0.57%と低め(※2016年度のデータ)。2030年度に連結経常利益を2017年度計画の3倍程度まで拡大する目標を掲げている。

「給料についてはおおむね満足しています。賞与についても月収の2か月分以上はあります。今後のシステム改革等の影響で分社化となった際には不安ですが(※2014年度に関する投稿)、現状はほとんどの社員が満足しているのでは?と、個人的には思っています」
(法人営業 20代前半 男性 年収480万円)

「残業はありますが、そこまで多くありません。月30時間程度です。フレックスも導入されており、自由に使用できますが基本的には定時に出退社する人がほとんどです。労働環境は非常によい職場だと思います。社風としては若い世代も中年世代も風通しはいいが真面目で保守的、古き良き企業といった雰囲気があります」
(制御設計 20代前半 男性 年収450万円)

2位:東北電力(3.54点)
~競争激化で供給エリア(東北6県・新潟)以外での電力販売を拡大~

国内の電力販売エリアや海外の発電事業、ガス事業の拡大による収益力の強化を目指す「東北電力」。働き方の面では、2018年10月に一部現場社員を除く全社員を対象に、終業から次の始業までに最低9時間を確保する「勤務間インターバル」を開始予定。女性社員の活躍推進や両立支援にも力を入れており、2019年4月からは結婚・介護等で退職した人を再雇用する制度を導入予定。積極的な改革を行っている。

「世間一般に思われているようなイメージの通り、無理な残業等はなく、むしろ早めの帰宅を推奨されているような環境だったため、ワークライフバランスという点においては非常に優れた企業だったと感じる。ただし、もちろん部署によって条件は大きく変わると思われる。繁忙期にはそれなりの残業は発生したが、それも常識の範囲内だった」
(カウンターセールス 20代後半 男性 年収420万円)

「報酬に関しては満足している。一定の成果をあげればそのぶんだけ認めてもらえる環境ではあるので、努力するモチベーションは損なわれない」
(経営企画 20代前半 男性 年収500万円)

東京ガス「時短制度も長く使えるので、出産を機に辞める人は少ないのでは」

同3位:東京ガス(東京瓦斯)(3.53点)
~ガス供給量No.1。都心部中心に賃貸事業も展開~

2016年の電力の小売自由化で、都市ガスの顧客基盤を活かし契約を伸ばした「東京ガス」。さまざまな制度整備や働き方改革を行っており、2017年度からは一部で在宅勤務を本格導入。20時以降の勤務の原則禁止、7月~8月は朝型勤務にシフトして夕方からのプライベートを充実させる「ゆう活」を推奨するなどの取り組みも。今後は有休取得5日未満の社員をゼロにする、テレワークを拡充するなどの目標を掲げている。

「女性でもとても働きやすい環境です。みなさん出産後、職場復帰しているようです。復帰後は、時短制度を利用したうえで、働きやすいような職場に配属されているような気がします。時短制度も長くつかえます。そのため、出産を機に辞めてしまう方はあまりいないのではないかと見受けられます」
(その他職種 20代前半 女性 年収300万円)

「企業の規模が大きく、業務内容も国内・海外多岐にわたるため、バラエティに富んださまざまな仕事が体験でき、そのなかから自分のキャリアパスを作成することができる。人々の生活に必要不可欠な商品なので、人々の日々の暮らしを支えるという身近な喜びとともに、エネルギーという観点では大変スケールの大きいやりがいを感じることができる」
(カスタマーサポート 30代後半 女性 年収600万円)

同3位:J-POWER(電源開発)(3.53点)
~元国策会社。技術協力を背景にタイ・米国など海外事業に強み~

グローバルに電気事業を展開し、世界に計36(※2017年3月時点)の大規模発電所等の設備を持つ「J-POWER」。カフェテリアプランや拠点ごとの独身寮・社宅を用意しているほか、育児や行事目的で利用できるライフサポート休暇、無認可保育所の保育料補助制度等を整備している。2016年には「プラチナくるみん」を取得。2017年度からは本格的な働き方改革を開始し、月1日以上の有休取得奨励や本店での22時消灯・PCシャットダウンといった取り組みも。

「寮・社宅完備。光熱費、寮費、駐車場代などもろもろ入れて1万円もしない。出ていくお金がほとんどない」
(経理 20代前半 男性 年収300万円)

「残業や休日出勤はほとんどないと思われる。職種によっては残業ももちろんあるが、会社全体としては少ないように感じられる。休日出勤に関しては、台風など非常事態の場合にだけあり得る。基本的にはほとんどないと考えてよい。残業が少ないほうが良い人にとっては非常に満足する会社だと思う」
(総務 20代前半 男性 年収300万円)

5位:九州電力(3.52点)
~財務基盤の回復・強化を推進。社会貢献活動も活発~

川内原発・玄海原発を有する「九州電力」は、2017年に募集した社員からの要望をもとに働き方改革を本格化。仕事の進め方のルールを策定し、ITを活用した業務効率化や会議の時間短縮等を推進している。2019年度の時間外労働を2016年度の2割減とする数値目標も。制度面では、テレワークの活用促進、終業から始業まで10時間以上空ける勤務間インターバル制度の試行等を行っている。

「福利厚生は充実している。いわゆるホワイト企業。若者であっても自分の意見を伝えやすく、上司も受け入れてくれることから、風通しはいいと思う。温和な社員が多いため、自分から成長していくことがなければ、社内で何かを得ることは難しいであろう。積極性のある人は働きやすいと思う」
(研究開発 20代後半 男性 年収400万円)

「電力の安定供給に携わらせてもらうことでお客さまの快適で豊かな生活のサポートをさせてもらっていることにやりがいを感じている。電気は水や空気と一緒であって当たり前ではあるものの、いざ停電してしまうとライフラインが断たれ生活に支障をきたしてしまうため、良質で安定した電力を供給することに全力で取り組んでいる」
(技術関連職 40代前半 男性 年収750万円)

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