1位はNTTドコモ「日本の2人に1人がお客様。どんな仕事でも影響力の大きさを感じる」 広告宣伝担当が働きやすい企業ランキング最新版 | キャリコネニュース
おかげさまで6周年 メルマガ読者数
65万人以上!

1位はNTTドコモ「日本の2人に1人がお客様。どんな仕事でも影響力の大きさを感じる」 広告宣伝担当が働きやすい企業ランキング最新版

企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」は11月7日、「広告宣伝担当が働きやすい企業ランキング」を発表した。

商品やサービス、自社のことを消費者に知ってもらうことを目的に、各種メディアに広告を出すのが広告宣伝だ。ここでは財務状況を投資家向けに発信する「IR」、消費者やマスコミに情報発信・社内報作成などを行う「広報」、市場調査・分析をしたり戦略を練ったりする「マーケティング」なども含む。

これらの職種は華やかなイメージを持たれがちだが、綿密な調査や社内・外部との調整、予算管理など、地道な作業も伴う。実際に広告宣伝として働きやすいのはどんな企業なのだろうか。

今回は「キャリコネ」の広告宣伝のユーザーによる「労働時間」「やりがい」「ストレス」「休日」「給与」「ホワイト度」の6項目の評価の平均点(総合評価)が高い企業をランキング化した。【参照元:キャリコネ】

日本マイクロソフト「各国の同僚もフレンドリーなので、意見交換などもしやすい」

広告宣伝担当が働きやすい企業ランキング

広告宣伝担当が働きやすい企業ランキング

1位:NTTドコモ
~懐かしいポケベルを使ったWEBムービーで「総合広告電通賞」を受賞~

1位:NTTドコモ

1位:NTTドコモ

携帯電話契約数で国内トップシェアを有するNTTグループの通信キャリア。広告宣伝を担うのは「プロモーション部」。最近では人気バンドと組み、ポケベルや昔の携帯電話で「時の流れ」を感動的に表現した企業広告などが評価され、「第71回総合広告電通賞」を受賞した。

ダイバーシティ施策に関しては、出産、育児、介護支援に積極的。各種休暇制度・時短勤務制度のほか、妊娠中の通勤緩和措置や在宅勤務、スライドワーク(託児所等への送迎を理由に個人単位で勤務時間をシフトできる制度)を用意するなど、個別の事情に合わせて働き続けやすい環境を整えている。

「何といっても日本の2人に1人がお客様なので、何をやるにも自分のしていることの影響力の大きさを感じます。所属セクション次第ではそのやりがいや充実感は他の企業ではなかなか味わうことのできないものだと思います。そのぶん、自分たちが社会の一部を担っているという使命感にかられます」(マーケティング/30代前半男性/年収650万円/2010年度)

2位:ニフティ
~育休取得率女性100%&男性26%~

2位:ニフティ

2位:ニフティ

サービス開始から30年以上になる、大手インターネットサービスプロバイダ事業者。コーポレートスタッフ職の「広報・経営企画」が、企業の経営企画や対外的な広報の役割を担っている。

「短時間フレックス勤務制度」や在宅勤務制度を整備しており、育児と並行してムリなく働けるという女性社員からの口コミが多く寄せられた。2015年度には「新・ダイバーシティ経営企業100選(経済産業省主催)」に選定されており、女性の育休取得率は100%、男性は26%(2016年度実績)。

「育児休業、時間短縮勤務、在宅勤務が可能なので、子どもがいることでの働くことの困難さはない。育児休暇明けの女性も多く働いているし、複数回育児休暇を取った人もいる。また、育児休暇明けはもとの部署に戻るかどうか、復職前に本人の希望を聞く面談もある」(マーケティング関連職/30代後半女性/年収590万円/2013年度)

3位:日本マイクロソフト
~2016年「働きがいのある会社」第1位にランクイン~

3位:日本マイクロソフト

3位:日本マイクロソフト

世界トップシェアのOS”Microsoft Windows”を開発・販売する、米国大手ソフトウェア会社の日本法人。同社の「セントラルマーケティング部」では、Go to Market(具体的な市場戦略)などを行う部門、ソーシャルメディアを活用したデジタルマーケティングなどを担う部門、同社が保有する膨大な情報をもとにさまざまな分析を行う部門の3つに分かれてマーケティング活動を行っている。

働き方改革を積極的に推進して生産性を上げているほか、健康に関するセミナーやイベントの開催、保健師への健康相談など、社員の「健康」維持に注力。ファミリーデーを開催するなど、社員の家族との交流にも力を入れている。

「ゴールを達成するためにどのように実行すべきか等細かい指示は基本ない。達成に向けて自分自身がやりたいことを明確にでき、それをサポートしてもらえる環境がある。手を挙げればチャレンジさせてもらえる環境があり、努力していることを否定されることはない。また、各国の同僚もフレンドリーなので、意見交換などもしやすい環境がある」(マーケティング/30代後半男性/年収900万円/2011年度)

ヤフー「ルーティンより自分で考える仕事が多いので、意欲のある方には向いている」

4位:日産自動車
~広告宣伝費の多い企業ランキング上位の常連~

日産自動車

日産自動車

160以上の国や地域で事業を展開する大手自動車メーカー。「ブランド&メディア戦略部」「宣伝部」などでは、4大メディアでの広告やカタログの企画制作、モーターショーの企画運営などを行っている。

社員が仕事とプライベートとを両立しながら仕事の質を上げるための取り組みに力を入れており、”Happy8″という「1日8時間勤務」を意識した働き方改革プログラムを推進。育児休職や時短制度はもちろん、在宅勤務制度や社内託児所など、ライフステージに合わせて女性が働き続けるためのバックアップ体制も万全だ。

「Happy8を推進しており、ワークライフバランスを重視しているため、残業・休日出勤はできるだけ避ける文化になりつつある。また、育児・介護のための時短勤務制度やスーパーフレックス(コアタイムのないフレックスタイム制)の活用など、働き方の多様性を尊重しており、働きやすい」(マーケティング関連職/40代前半女性/年収1300万円/2015年度)

5位:東芝
~長年国民的人気アニメの単独スポンサーを務める~

5位:東芝

5位:東芝

不正会計や原子力事業での損失発生などを受けて業績が悪化し、再生を目指して体制を整えている「東芝」。広告に関しては2015年に「第68回広告電通賞」の新聞部門生活用品・家庭用機器部門最優秀賞を受賞しており、現在は法人向け広告やスポーツ支援などに力を入れている。

働き方改革に関しては、女性のキャリア形成促進や「ワーク・スタイル・イノベーション(WSI)」と銘打つワークライフバランス促進活動を推進。勤務時間を「見える化」するシステムを導入するなど、労働時間削減に向けたさまざまな取り組みを行っている。

「女性は働きやすいと思います。産休に入って復職する方も多数いらっしゃいます。二人目を産んでばりばり働いている女性もいます」(マーケティング/30代前半女性/年収600万円/2017年度)

6位:ヤフー

「サービスや広告の規模が大きく、関わった仕事に関する反響を感じることができるため、それがモチベーションにつながります。ルーティンワークというよりも自分で進め方や改善方法を考えられる仕事が多いので、意欲のある方には向いていると思います」(マーケティング関連職/20代後半女性/年収500万円/2017年度)

7位:電通

「得意先と関係を築きながら、自分の戦略を形にしていくことに面白みを感じる。キャンペーンが成功したときや、大きなイベントを回しきったあとの、得意先からの『ありがとう』がすべての努力が報われる瞬間であり、頭と身体をフル回転して案件を前に進めていく過酷な仕事であるが、非常にやりがいを感じる」(広報/20代後半男性/年収780万円/2016年度)

8位:アマゾンジャパン

「(残業・休日出勤について)完全に個人に任されているので、人によってばらつきがある。私の場合は、7時に出社し、18時に退社するのを基本にしている。しかし、例えば、家庭の事情で、午前休みを突然取らざるを得ない場合は認められるし、頑張りどきには終電帰りもあり得る。また、休日出勤はよほどのことがない限りしていないが、それでも必要に迫られたときには行く。けど、それは強制されて行くということではなく、あくまで平日にまかないきれないときに限るものなのである」(マーケティング/30代前半男性/年収1600万円/2016年度)

9位:ディー・エヌ・エー

「社風として若手に裁量を与え、手を挙げれば任せてもらえる文化です。意思決定のスピードも規模の割には早いと思います。凝った社内資料を作る必要はないと口をすっぱくして言われるくらい、事業に向かうこと、本質的なことに集中すべきである、という考え方の人が多いです」(マーケティング/20代後半女性/年収560万円/2015年度)

10位:NEC(日本電気)

「勤務時間や休日、有休の取得などはとても自由度が高く、他社と比較すると総合的にはホワイト企業だと思う。勤務時間の途中に休憩時間が小刻みにある」(マーケティング/30代後前半男性/年収700万円/2011年度)

調査対象は、『日経業界地図 2018年版』(日本経済新聞出版社)に記載があり、対象期間中に「キャリコネ」に職種「広告宣伝」(IR、広報、受付、商品企画、商品開発、営業企画、調査・分析、マーケティング、物流企画)のユーザーから給与・残業情報が20件以上寄せられた企業。なお対象期間は、2015年4月~2018年3月。

【PR】注目情報

関連記事

次世代バナー
次世代バナー

アーカイブ