「会社の床にダンボール敷いて眠った」第2回ブラック企業エピソード大賞発表「転職してインフルで休めることに驚いた」 | キャリコネニュース
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「会社の床にダンボール敷いて眠った」第2回ブラック企業エピソード大賞発表「転職してインフルで休めることに驚いた」

第2回ブラック企業エピソード大賞発表

第2回ブラック企業エピソード大賞発表

残業の証拠を残せるスマホアプリ「残業証拠レコーダー」を提供する日本リーガルネットワークは1月17日、第2回ブラック企業エピソード大賞の結果を発表した。2回目の募集テーマは「ブラック企業からの転職エピソード」だ。

今回、大賞となったのは小売業で働いていた東京都の30代女性の経験談だ。毎月100時間以上のサービス残業が続き、1か月休みが無いことは当たり前で、常に人手不足だった。本来5人で回す仕事を1人で行っており、

「朝の7時から出勤し、店に泊まり込んでいました。閉店後に床にダンボールを敷き、ダンボールと作業着をかけて眠り、朝方荷物が運ばれてくる3時から起床し仕事をしていました」

と語る。この状態について「中小企業の会社だから仕方ないと思っていました。休みや残業手当がつくのは大企業だけだと本気で思いこんでいた」と振り返る。

「転職当初は『こんなに休んでは責められるんじゃないか』と眠れない日々が続いた」

さらに、

「仕事中パソコン前で亡くなった上司、仲の良かった同僚も2人過労で亡くなっています。今ならおかしいと思えるのに、当時は麻痺していたのか訴える気持ちも起きませんでした」

という。女性はストレスによる病気が原因で退職に追い込まれたが、「結果として病気には感謝しています」と綴っていた。現在は残業代が出て残業も減り、有休を消化できる職場で働いており、

「転職当初は『こんなに休んでは責められるんじゃないか』と眠れない日々が続くほどで、責められたらどうしようと強迫観念に襲われて、休みの日も自宅で事務仕事をしていました」

「(インフルエンザ罹患で休めることから)これが本来の会社なのか、仕事は休んでもいいのか、誰かに仕事を任せてもいいのか、有給は名前ばかりの夢物語ではないのか」

と驚いたようだ。

「福利厚生を当たり前のものとして享受している人たちに驚いた」

2位はIT・情報通信業の仕事をしていた東京都の20代女性。前社はサービス残業やハラスメントが横行していたが、ホワイト企業に転職して最も驚いたのは身内の危篤・葬儀に対する対応だ。

前社で祖母が亡くなったと伝えると、上司から「そう……今日の仕事どうするの? 引き継ぎとか」と言われた。出社して引き継ぎをして新幹線に乗ったものの、常に電話が掛かってくる状態だったそうだ。

現在の職場では、祖父が危篤になったとき、「何悩んでるの、早く帰ってあげなさい。こういう時は事後報告で良いんだよ」と、上司が強く退社を促してくれたことに驚いたという。

3位のサービス業に従事していた30代男性はサービス残業や有給休暇が取得できないことが常態化している会社から、転職して福利厚生が充実している職場で働くようになった。最も信じられなかったこととして、

「皆がその権利を当たり前のものとして享受し、私の過去の話を聞くと彼らのほうが驚いたことです」

を挙げる。転職してかつての職場環境が劣悪だったと気付いた。こと新卒だと、自分の会社がブラック企業なのか、自分の努力不足で煩わしさを感じているのかわからなくなる人も少なくない。男性も自身の経験から「自分一人で判断することは難しい」と振り返る。

公式サイトにはこの他7位まで掲載されている。パワハラを受けたと思ったら、まずはされた内容を記録し、会社窓口や人事担当者、または外部窓口に相談すべきだろう。

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