今の働き方のままで美容師として働き続けることが「難しい」(36%)、「どちらかというと難しい」(37%)と回答した人の合計は74%となった。難しい理由を聞くと、男性は「ボーナス」(45%)、「明確な昇給・評価制度」(40%)が多かった。
一方、女性は「産休/育休/介護休業」(48%)、「労働時間制度(フレックスタイムなど)」(47%)が約半数となった。男性はお金にまつわること、女性はライフステージの変化に合わせて働くことのできる体制・制度などを求めている人が多い傾向がある。
同社は、女性の社会進出は増加しているが、結婚や出産を機にライフスタイルがガラリと変わることが多くあることを指摘。家事や育児を分担する男性も増えていることもあげているが、
「しかし日本社会の現実を見ると、まだまだ多くはないといえるでしょう」
「勤務形態の多様化により離職を防ぐことは、結果としてヘアサロンの業績向上にもつながるのではないでしょうか」
とコメントしている。