男性が働きやすい都道府県1位は愛知県で、総合評価は5点中3.54。同県を代表する企業である「東海旅客鉄道(JR東海)」に関しては、
「私は、幼い頃電車の運転士や車掌によく手を振っていました。いつかは自分もこの職業につきたいと思っていました。日本の大動脈の鉄道の運行に携わることは、とても誇りに思いますし、やりがいもあります」(物流サービス/20代前半男性/年収484万円/2009年度)
といった口コミが寄せられた。2位は大阪府(3.23)で、関西の名門「サントリーホルディングス」について、
「全社の働き方改革が進み、かなり残業が減り、休日出勤がほぼなくなりました。一部繁忙期などの特殊事情を除き、本社では深夜残業もほぼ存在しない。地方事業所や工場などはより忙しいが、徐々に改善されてきたと聞いている。特に文句はない」(プラント施工管理/20代後半男性/年収600万円/2018年度)
という声があがっている。3位は長野県(3.22)。軽井沢で旅館を開業した総合リゾート運営会社「星野リゾート」について、
「残業に関しては繁忙期やスタッフの状況によって発生しますが、残業代は全て支給されていました。サービス業のなかでは労務など整備されているほうだと思います」(ホテルスタッフ/20代後半男性/年収400万円/2017年度)
といった声が寄せられている。4位以降、徳島県・沖縄県(同3.19)、鹿児島県(3.18)、東京都(3.14)、愛媛県・宮崎県(3.12)、富山県(3.08)、神奈川県(3.07)、岡山県・長崎県(3.03)、福井県・香川県(3.02)が上位15都道府県に入る。
調査対象は、対象期間中「キャリコネ」に男子社員ユーザーから評価が寄せられた企業を抽出し、都道府県別に評価の平均値を算出。対象期間は、2017年4月~2018年3月。