コメント欄には、「近所のコンビニにお爺ちゃん店員が働きだして最初はもたついてたが、どんどん慣れて半年もすると普通の店員レベルの早さになった」など、年齢に関係なく慣れないうちは誰でも時間がかかってしまうというコメントが散見された。
「コンビニ店員がどれだけ酷くても『まあ時給安いししょうがない』と最大限大目に見てる」
「最低時給なら最低の働き方をしてても構わないだろ。なんで最低時給で高級ホテルのフロント並みの働き方をしなきゃなんないんだよ」
コンビニアルバイトの時給はそこまで高くないケースがほとんどであるため、高いクオリティの働きを求めることは間違っていると、投稿者の主張に否定的な人も多くいる。むしろ、アルバイトを”プロ”と解釈するのはズレているのでは、と指摘するコメントも見られる。
投稿者のようにアルバイトにプロの仕事ぶりを求める人は、コンビニの出入り口に張られている求人募集の張り紙に書かれてある時給を見てから入店してみてはどうだろう。バイト側の気持ちがわかるかもしれない。
また、コンビニアルバイトは品出しや宅配便の受け取りといった様々な業務があり、レジ打ち一つ取っても公共料金の支払いやチケットの発券など多岐にわたる。
電子マネー決算なども普及したため、働く側も混乱している可能性もある。テキパキ働くことを求めるほうが酷とも言えるのではないだろうか。
今働いている高齢者は将来の私達と考えてみる
「高齢化社会なのである程度こっちが慣れていかないとダメかなと思ってる」
高齢者が当たり前のように働く現状に適応する必要があるのではという声もあった。年金支給年齢の引上げで、今後は高齢者であっても労働者であり続けなければいけない時代が訪れるだろう。高齢者のゆっくりした仕事をいちいち咎めているとストレスが溜まりそうだ。
「大目に見ろよ。将来の私達だ」
現在アルバイトをしている高齢者は、将来の私達の姿なのかもしれない。今のうちに年齢に関係なく従業員に優しく接する心持ちを共有しておいてもいいのかもしれない。