右も左もわからない新人に仕事を教えることは先輩や上司の務めだ。ただ、教えてもらう新人にも聞き入れる姿勢は必要なのではないだろうか。しかし世の中には、横柄な態度をとる新人もいる。キャリコネニュース読者からも、
「こちらから挨拶をしても無視。注意したり、話しかけると、あからさまに嫌な顔をしたり、態度に出たりする。上司や先輩が何をしていても、素知らぬ顔でスマホを触りっ放し。定時になったら、回りがバタバタしていても、平気で帰る準備をする。軽い後片付けすらしない。申し送りもしたがらない」(40代女性、素材・食品・メディカル系技術職)
といった声が寄せられている。今回は手のかかる新人たちのエピソードを紹介する。
横柄な態度を取る新人に、業務上の注意をしたら号泣される
技術職の30代男性の元には、普段から踵を床に擦って怠そうに歩いたり、椅子に浅く座ったり寝そべったりしている新人がいる。
ある日、他部署からの回答を放置していた新人に、男性は軽く注意をしたという。「困ってるんやから放置したらアカンやろ。困ってるんやったら相談せな」と伝えると、号泣された。男性は「いつもの太々しい態度でそれかよ」と綴っている。
技術系会社の代表をしている40代男性は、新人のモンスターペアレントに驚いた。課長のコネで入社した新人で、男性は慣れない環境で働くことを配慮して「頑張りなさいね」と声をかけていたという。
しかし数日後、新人の父親から電話が入り、「頑張ることの強要はパワハラにあたる」と言われた。男性は、「今の時代はこんなこともパワハラと呼ばれるようです。何も話せない」とこぼす。
新人に出前の注文をしてもらうと電話がつながらない理由は……
建築・土木系技術職の20代男性は、新人に出前の注文をしてもらった時のことを明かす。新人は、何回かけても電話はつながらないといい、「今日は買いに行ってください」と言われたという。男性は、
「携帯で電話してるんだから市外局番入れた?と聞くと、『市外局番って何ですか?そんなこと知りませんよ。教えられてないし!』と逆ギレされました」
と呆れている。
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