リボ地獄で債務整理に至った理由「“まだ大丈夫”と使い続け180万円に」「調子に乗って高い買い物をした」 | キャリコネニュース
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リボ地獄で債務整理に至った理由「“まだ大丈夫”と使い続け180万円に」「調子に乗って高い買い物をした」

終わりの見えないリボ払い

終わりの見えないリボ払い

リボ払いを続けていて返済額がなかなか減らない人の中には「自己破産」や「債務整理」という言葉が頭に浮かぶ人もいるだろう。

債務整理とは、債務超過に陥った人が、弁護士などの専門家を通じて債務の減額や免除の交渉をすることだ。「任意整理」や「民事再生」なども債務整理の中の一つで、その最終手段が「自己破産」となる。いずれも経済的な更生を目指す点で目的は変わらない。

リボ払いで困った経験のあるキャリコネニュース読者からは、「払っても払っても完済できない不安に駆られ、最終的に債務整理した」(40代女性/管理・事務職)という回答も寄せられている。実際、どのような経緯で債務整理をすることになったのだろう。

リボで月6万円支払いにしたけど「その後、会社が経営破たんし、まわらなくなった」

技術職の20代男性は「高い給与をもらえていた時期、調子に乗ってリボ払いで高い買い物をし、月6万円を支払い。その後、会社が経営破たんし、まわらなくなり債務整理に至った」という。

高い買い物でなくても返済額が膨らんでいくケースもある。販売・サービス職の20代女性は、支払えないほどカードを使いすぎた際、リボ払いにしたことがきっかけとなった。

「支払いが一定額になったことにより、まだ大丈夫だと思いカードを使い続けた結果、180万円ほどに膨れ上がりました。最終的に債務整理を行う運びとなりました」

日常の買い物によって返済額が増えたが、リボ払いに変更して月々の返済額が減り、安心してしまったのかもしれない。普段の何気ない買い物でも、リボ払いを続けていると膨大な金額になることがわかる。

「リボ払いは人の心の弱さにつけこむ仕組みなので法律で規制すべき」

技術職の50代男性は「安易にリボ払いを選択したのが失敗だった」と、自身の経験談とともにリボ払いの制度そのものに疑問を投げかける。

「お金がないとき、引っ越しで部屋を借りるときもリボに頼ったおかげで借り入れがどんどん膨らみ、数年で数百万円までになった。結局自力での返済を諦め、弁護士に相談して債務整理することになった」

男性は「リボ払いは人の心の弱さにつけこむ仕組みなので、法律で規制すべきと思います」と綴った。

技術職の30代女性は、投資に失敗し、カードの限度額に達したために債務整理をした。

「投資資金を海外口座にカードで入れていましたが、全く儲からず、200万円の限度額に達し、返済できなくなりました。債務整理を弁護士に依頼して、元金を返済し続けています」

債務整理によって元本だけ返済できるよう、専門家を通じて債権者と交渉する選択肢もある。信用情報機関に登録されてしまうデメリットもあるが、終わりが見えない返済を続けるよりはいいのではないだろうか。

※キャリコネニュースでは引き続き「リボ払いの経験がある人」「年末年始、休めますか?」に関するアンケートを募集しています。

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