続いて、職員の働きやすさを上げるために「職場が取り組むべきだと思うこと」を聞くと、1位は「給与の引き上げ」(66.1%)だった。次いで「休日の取りやすさ」(59.4%)、「労働時間の短縮」(39.4%)、「キャリアアップ支援」(15.6%)などが続いた。
また、「転職の経験がある」(69%)と答えた人は7割近くにのぼった。前職を辞めた理由の1位は「職場の雰囲気が苦手だった」(35.2%)に。以降に「昇給、昇格が見込めない」(35.1%)、「人手不足が改善されない」(32.7%)、「望む科に配属されない」(21.8%)などが続いた。
転職したきっかけについては、上位に「労働環境の悪化(人間関係含む)」(45.6%)、「給与が低い」(38.3%)、「職場の運営方針と合わない」(26.4%)が挙げられた。回答者からは
「人手不足でひとり当たりの勤務時間が多すぎる。言っても改善されなかった」(京都府/20代女性)
「個人経営の病院で倫理的にも問題があると感じた」(大阪府/30代女性)
「何年働いても給料が上がらない、退職金がないから」(青森県/30代女性)
といった声が寄せられた。