退職の決め手になった出来事「緊急事態宣言が出ても未だに営業」「1か月の連勤で疲労困憊」 | キャリコネニュース - Page 2
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退職の決め手になった出来事「緊急事態宣言が出ても未だに営業」「1か月の連勤で疲労困憊」

職場の人たちは女性に対し、常に上から目線だった。出勤すると必ず女性が一人で重介護者の入浴業務をさせられた。何度か倒れたこともあったが、皆は無視していたという。

「上司に伝えたくて声をかけたが、聞く耳を持たず逆ギレされました。現場のトップである看護部長からも無視され続ける日々。理由はわかりませんが」

そうした中、世間では新型コロナウイルスが流行り、大きな騒動になった。しかし女性の病院では、院長が許可しない限りマスクの使用は禁止されていたという。

「白衣を隠されたり、感染症の患者がいても誰も教えてくれなかったり、院長にまで挨拶をしても無視されました。しかも当たり前のように『早く風呂入れて!』と言われ、納得のいかないことばかりでした」

新型コロナウイルスの感染リスクを懸念した女性は、「明日は我が身」と自身の健康を優先し退職を決意した。しかし看護師長と部長の2人から「あなたが辞めたら誰が風呂に入れるのか?」と言われた。女性は「最後の最後まで意地悪をされ続けた、ブラック病院でした」と書いている。

「評価をする際も他の女性社員とトイレで会話して裏付けをとっていました」

営業職の40代女性が退職を決意したのは、総勢20人ほどのワンマン企業でのことだ。3社目の転職だったが、社長の第一印象は「女子校のクラスにいるタイプの女ボスでした」という。

「社長は独断で退職勧奨者を決めていました。評価をする際も他の女性社員とトイレで会話して裏付けをとっていました」

そうした言動を目の当たりにし、「この会社は長居しないほうがいいなと思いました」と綴っている。

販売・サービス職の30代女性は、多忙で1か月の連続出勤を強いられたときに退職を決めた。休みなしで働いていたせいか、自宅の掃除もままならなかったという。

「疲れて家に帰ってきても部屋の中はグチャグチャ。落ち着けないし疲れもとれない。それに加えて日々『バカ、アホ、殺すぞ』と人格を否定することしか言わない上司。おかげで眠れなくなった」

女性の決断は、会社から逃げるための緊急手段だった。

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