「労務DX」は業務ソフトの連携で効果が爆増する！？

【労務のDX】今注目されてるDXとは⁉︎企業が今すぐ導入すべき理由！ より 2022.09.30

社労士武久の人事労務アカデミー

この動画で学べること

• 「労務DX」を行う際の基本的な考え方が分かる。
• 労務のデジタル化で導入するソフトの例と主な機能が分かる。

こんな人におすすめ！

• 人事部で「労務DX」を命じられたけど、どこに気を付けてやればいいか分からない人。
• 業務ソフトの導入を考えているけど、どれを選べばいいか困っている人。
• 業務ソフトを導入したけど、もっと大きな効果を生みたいと悩んでいる人。

「労務」「勤怠」「給与計算」の3種類のソフトがある

この動画ではどんなことが学べるの？

社会保険労務士が、ITツールを使った「労務のDX」の事例を紹介しているよ。ツールを使って紙をデジタルにするだけでも革新的といえるほど業務が変わるけど、それらをつなげるとより効果が大きくなるという話はなるほどと思った。

どういうツールが紹介されているの？

大まかに「労務ソフト」と「勤怠ソフト」「給与計算ソフト」という3種類の基本的なソフトがあると紹介している。ひとつめの「労務ソフト」は、SmartHRや、オフィスステーションといったものだ。

代表的な機能は「社会保険や雇用保険の電子申請」だ。紙の申請にかかっていた移動時間や待ち時間、書類を保管する時間などが省ける。

また、入社する際の従業員の「個人情報収集」を本人に入力してもらうことで、紙のやりとりや転記作業がなくなり、ミスも減るといったメリットがある。このほか、雇用契約書の作成や電子締結、退職者への源泉徴収票の配布など、労務に関わる仕事をさまざまな面からサポートしてくれる。

人事は定型業務が多いから助かるだろうな。

「勤怠ソフト」の例としては、KING OF TIME、ジョブカン 勤怠管理、Money Forward クラウド勤怠が紹介されている。紙のタイムカードを電卓で集計しているような会社は、すぐに導入を検討した方がいい。

有給休暇の取得状況や時間外労働の発生状況を管理して、アラートを出すこともできるので、コンプライアンス対応の面でも便利だ。

「給与計算ソフト」の例としては、Money Forward クラウド給与と人事労務 freeeが紹介されている。ただ、これらの業務をそれぞれのソフトで処理して効率化するだけでなく、一気通貫で連携させることによって、「労務のDX」と呼べるような大きな効果が生まれる。

一気通貫ってどういうこと？

例えば「労務ソフト」で収集した従業員の個人情報は、雇用契約の締結や電子申請による保険手続きに使う。それとともに「勤怠ソフト」に連携して勤怠管理を行う。集計結果を「給与ソフト」へ連携させて自動計算を行い、給与明細を発行する。

具体的な業務フローは動画を見てほしいけど、「労務ソフト」「勤怠ソフト」「給与計算ソフト」で、それぞれ発生したデータを再利用すると、業務の効率が格段に上がるということだ。したがってソフト導入の際には、きちんと連携が取れるかどうか確認することが重要になるね。

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