Googleの生成AI「Bard」の新しい機能でできること
【最新】Googleの無料AI「Bard」に巨大アップデート:画像認識、シェア機能、そして待望のメールアクセス よりこの動画で学べること
- Googleの生成AI「Bard」日本語版の機能強化でできるようになったことが分かる。
こんな人におすすめ!
- Chat GPTなど生成AIに興味がある人。
- 生成AIを業務に使えないか調べている人。
- Google Bardの機能に関する知識をアップデートしておきたい人。
高齢の母に合った犬種を画像付きで提案
この動画ではどんなことが学べるの?
先日、Googleの生成AI「Bard」の英語版に「画像アップロード機能」がついて、それによってできることが増えたという紹介をしたけど、2023年9月19日に日本語版がリリースされたんだ。
これまではGoogleを英語モードで設定しなければいけなかったり、英語の回答をいちいち翻訳したりしていたけど、もう全部日本語でできるんだね。
実はあわせて英語版でも新しい機能が出たので、最新機能が全部日本語で使えるようになったわけではないんだけど。日本語ユーザーの熱心さが伝わって、タイムラグが短くなるといいな。
それで、日本語で新しくできるようになった機能はどんなもの?
ひとつは「画像認識」だよ。動画で紹介しているのは、画像をアップロードして「これは何ですか?」と質問して答えを得る方法。
回答に画像を入れてもらうこともできる。動画では「高齢の母に犬をプレゼントしたい。犬種を画像とともに教えて」という質問をしている。
回答に画像を入れてもらうこともできる。動画では「高齢の母に犬をプレゼントしたい。犬種を画像とともに教えて」という質問をしている。
え、いきなり犬の写真が送られてくるの?
そうじゃなくて、まずは犬のサイズや性格、世話のしやすさなど、「高齢の母」が飼うための犬の条件を整理してくれて、条件に合わせて「ヨークシャテリア」や「マルチーズ」など犬の画像と説明を入れてくれる。
回答を基に「Gmailで下書きを作成」が即座に
下調べの参考資料としては十分だね。他にどんな機能ができたの?
「シェア機能」もできた。回答の下の「共有とエクスポート」ボタンを押すと、公開リンクを作成する。それをコピペしてもいいし、LinkedInやFacebook、Twitter(X)やRedditへのシェアボタンで共有してもいい。
「Googleドキュメントにエクスポート」とか「Gmailで下書きを作成」に出力もできて、AIに書かせた回答をメールで簡単に送れるようになる。
「Googleドキュメントにエクスポート」とか「Gmailで下書きを作成」に出力もできて、AIに書かせた回答をメールで簡単に送れるようになる。
このあたりは幅広いサービスを持ってるGoogleならではの機能だなあ。
「回答のカスタマイズ機能」もできた。いちど得た回答を「この回答を書き換える」で、「短くする」とか「長くする」とか。「シンプルにする」「カジュアルな表現にする」「専門的な表現にする」もあるよ。
回答の下にGoogle検索へのリンクが表示されるようにもなった。クリックすると「関連トピックを検索」としてGoogle検索のレコメンドワードが表示され、Google検索結果にリンクする。
もっとも、動画制作者は、8月30日から試験運用を開始しているGoogle検索の生成AI機能「SGE」日本語版の愛用者で、そちらの方が使いやすいと言っている。
回答の下にGoogle検索へのリンクが表示されるようにもなった。クリックすると「関連トピックを検索」としてGoogle検索のレコメンドワードが表示され、Google検索結果にリンクする。
もっとも、動画制作者は、8月30日から試験運用を開始しているGoogle検索の生成AI機能「SGE」日本語版の愛用者で、そちらの方が使いやすいと言っている。
でも、AIチャットが普及したらGoogle検索する人が減ってしまうから、そういう機能がついたのはなるほどと思ったよ。
旅程を基にグーグルマップでルートを出すことも?
このほか、GmailやGoogleドキュメントから自分のデータを引っ張ってこられる「Bard Extensions」も紹介されてたけど、これは残念ながら英語版のみなんだ。
自分のデータを引っ張ってこられるって…どんな機能なのか教えてもらえる?
動画で言及しているのは「ドキュメントで作った旅程をもとにグーグルマップでルートを出してください」「旅先でのおすすめをまとめたYouTube動画を探してください」というプロンプトだよ。
これ本当にできたらすごいけど、実は動画制作者も自分ではやっていなくて、ニュースサイトで記事を見ただけみたい。
Bard Extensionsでは「Gmailに届いたメールを要約」「Gmailでやり取りした相手との予定を確認」といった使い方もできるみたいだけど、Bard全体が「試用版」みたいなものだから機能は変わると思うし、日本語でメールのやりとりをする人は無理せず次のアップデートを楽しみに待っていた方がいいかもね。
これ本当にできたらすごいけど、実は動画制作者も自分ではやっていなくて、ニュースサイトで記事を見ただけみたい。
Bard Extensionsでは「Gmailに届いたメールを要約」「Gmailでやり取りした相手との予定を確認」といった使い方もできるみたいだけど、Bard全体が「試用版」みたいなものだから機能は変わると思うし、日本語でメールのやりとりをする人は無理せず次のアップデートを楽しみに待っていた方がいいかもね。