「日本の首相は岸田文雄」と答えるGoogle BardはChatGPTを超えた?
話題のAI、Google Bardとは?Chat GPTとの違い・使い方【音速パソコン教室】 よりこの動画で学べること
- Googleが開発したAIチャットサービス「Bard」について概要を知ることができる。
こんな人におすすめ!
- GoogleもAIチャットサービスを出していたとは知らなかった人。
- AIチャットサービスはChatGPTだけあれば十分と思っている人。
- AIチャットサービスを使った業務効率化の方法を検討している人。
日本の総理大臣を尋ねると「岸田文雄」と答える
この動画ではどんなことが学べるの?
GoogleがリリースしたAIチャットサービス「Google Bard(グーグル・バード)」について、どんなことができるのかを解説する動画だよ。
同じ対話型AIであるChatGPTと同じ作業を試して、その違いを比較しているから参考になるんじゃないかな。
知らない人もいるかもしれないけど、2023年5月11日から日本語でも利用できるようになっているよ。
同じ対話型AIであるChatGPTと同じ作業を試して、その違いを比較しているから参考になるんじゃないかな。
知らない人もいるかもしれないけど、2023年5月11日から日本語でも利用できるようになっているよ。
ChatGPTとどこが違うのかな?
動画によると「情報の新しさ」が大きく違うみたいだね。ChatGPTはよく言われているように、普通の使い方だと2021年9月までの情報しかカバーしていない。
さっき念のため試してみたんだけど、ChatGPTに「日本の総理大臣は誰ですか?」と聞くと、「申し訳ございませんが、私の知識は2021年9月までのものであり、それ以降の情報は持っていません」云々という回答を返してくる。
さっき念のため試してみたんだけど、ChatGPTに「日本の総理大臣は誰ですか?」と聞くと、「申し訳ございませんが、私の知識は2021年9月までのものであり、それ以降の情報は持っていません」云々という回答を返してくる。
いい加減で古い情報を返してくるよりはよくなったけどね。
で、同じことをGoogle Bardに聞いてみると、「日本の現在の総理大臣は、岸田文雄(きしだふみお)です。2021年10月4日に第100代総理大臣に就任しました」云々と返してきたよ。正直びっくりした。
BardにはプラグインやCode Interpreterはない
おお、それはちょっと感動するね。
あと、最新の経済ニュースを踏まえて「A社がB社の傘下に入ることでどのようなシナジーが期待されるか?」なんていう質問にも、Google Bardは答えてくれたよ。
動画ではその他、Google BardがChatGPTより優れている点として、「回答速度が速い」「ChatGPTでは回答をうまく返せない場合も、Google Bardは完成度の高い回答が返ってくる」といった例を紹介している。
動画ではその他、Google BardがChatGPTより優れている点として、「回答速度が速い」「ChatGPTでは回答をうまく返せない場合も、Google Bardは完成度の高い回答が返ってくる」といった例を紹介している。
それはすごい。情報は最新だし、作業の精度は高いし、言うことなしだ。
でも、動画のコメント欄には、自分が使った経験を踏まえると「ChatGPTの方が、回答内容がちゃんとしている」とか、動画でChatGPTに不具合が出たのは「撮影時の環境が問題なのではないか」などの異論も出ている。
そのあたりは、双方のサービスが未熟だからしょうがない。それに日進月歩で進化しているので、まだ優劣を判断する時期ではないと思う。
そのあたりは、双方のサービスが未熟だからしょうがない。それに日進月歩で進化しているので、まだ優劣を判断する時期ではないと思う。
とりあえず現時点では「最新のデータに対応」というところは明らかに違うけど、まずは試しに使ってみるしかないかな。
言うまでもないけど、ChatGPTの有料版にはGoogle Bardにはない「プラグイン」や「Code Interpreter(コードインタープリター)」という機能がある。それの注目度が高すぎて、Google Bardの日本語版リリースが霞んでしまったほどだ。
でも利用者としては、Google BardもChatGPTとともに日常的に使い、両方のサービスに進化を競ってもらいたい気持ちはあるね。
でも利用者としては、Google BardもChatGPTとともに日常的に使い、両方のサービスに進化を競ってもらいたい気持ちはあるね。
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