Web業界10年目のマーケター、タベリナさんが「デジタルマーケティングの基本の手法」を教えてくれているよ。手法の前に「デジタルマーケティングの構造」の土台の説明をして、3つのステップに関係する手法を10個挙げてくれている。

動画全体で15分ちょっとなので、それぞれの手法については詳しく説明されていないけれど、だいたいどんな目的、ステップのためにどういう手法があるのかな、ということはざっくり分かるので、少しでも興味をひかれた人はぜひ見てほしい。

それを全部ここで列挙してしまうとネタバレになってしまうので、詳しくは動画を見てほしいけど、手法以前に大事なこととして、現代のマーケティングが何を目的にしているのか理解することが大事だと、タベリナさんは言っているよ。

そもそもマーケティング活動が何のための行われているのかについて、視聴者の中にはブランディングだとか、漠然としたイメージしか持っていない人もいそうだけど、タベリナさんは「端的に言うと、商品やサービスを売るため」と明言している。

そして、売り上げを作るために必要なステップとして「集客」「販売」「リピート」の3つを挙げている。このステップごとに、どういう手法があるのかを説明しているのが、この動画の構成になっているよ。

そこもちゃんとタベリナさんが釘を刺してくれていて、全部やるのは無理なので、目的やステップに照らし合わせて、どういう課題があるかによる、と言っているよ。

DXに取り組むうえで「ツールありき、ソリューションありきで着手すると失敗する。目的と課題を明確にし、解決の手段として最適なツールやソリューションを選ぶべき」とよく言われるけど、Webマーケティングも例外ではないということだね。

では、印象に残ったものを２つだけ。6つ目の手法として「ランディングページ（LP）」が紹介されていたけれど、ページを作ること自体は「スタート段階に過ぎない」と言っているところが印象的だった。

要するにページを作った後に、どんな人が訪問しているか、どんなコンテンツが見られているかなどを計測、解析して、継続的に改善していく必要があるということだね。このあたりのやり方や、使うツールなども、今後YouTubeで詳しく紹介したいと言っていたよ。

あと、7つ目の手法として「オウンドメディア」が紹介されているのが意外だったな。タベリナさんは「それってやる意味ある？」という視聴者の意見を先取りしつつ、「超あります」「絶対に今後やった方がいいと胸を張って言える手法」と言っていたので要注目だよ。