DXがなぜ必要なのか「産業革命」の歴史の中で考える | NEXT DX LEADER

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DXがなぜ必要なのか「産業革命」の歴史の中で考える

産業革命とは? 第1~4次をわかりやすく解説 より

この動画で学べること

  • 18世紀の「第一次産業革命」から大変化が何度も起きていることを知ることができる。
  • 現在生じている変化が「第四次産業革命」と呼ばれる大きなものだと分かる。
  • 現在の「第四次産業革命」が単なるデジタル化を超えるものであることが理解できる。

こんな人におすすめ!

  • 経営者が歴史好きであることを利用して「DXの必要性」を説得したい人。
  • 「DXの目的は何か」を大局的な視点で考え、腹落ちしたい人。
  • DX推進の意味を見失い、モチベーションが下がってしまった人。

日々の仕事に没頭していると、世の中の動きが見えなくなる

DXを学びたい男性
この動画ではどんなことが学べるの?
DXに詳しいロボット
いわゆる「産業革命」と呼ばれる歴史の波についての紹介だよ。

18世紀のイギリスから始まった「第一次産業革命」から始まって、19世紀半ばからドイツやアメリカを押し上げた「第二次産業革命」、第二次世界大戦後にコンピューターの登場とともに起こった「第三次産業革命」、デジタル革命の技術を土台にした現在進行形の「第四次産業革命」について、とても分かりやすくまとめてくれている。
DXを学びたい男性
それって、DXと何の関係があるの?
DXに詳しいロボット
DXは「第四次産業革命」と密接な関係があるからね。人間の言葉や行動を記憶してコンピューター自らが物事を考えるようになる人口知能「AI」。冷蔵庫や洗濯機、エアコン、テレビなどの家電から、自動車や腕時計や眼鏡まで、ありとあらゆるものをインターネットにつなぐ社会を実現しようとする「IoT」。これらは、いまちょうど私たちの生活を大きく変えようとしている。
DXを学びたい男性
でも、日常的な業務は、そんなSFみたいな世界とは別で進んでいるでしょう。
DXに詳しいロボット
そこがポイントじゃないかな。日々の仕事に没頭していると、世の中の動きがよく見えなくなってくる。アンテナが鈍り、世の中の変化に疎くなっていると、自分の手元の仕事がいつの間にか不要な世の中になっても気づかない、ということになりかねない。

動画でも、AIやIoTの技術を用いることで、人間のほとんどの仕事がコンピューターに置き換え可能になることを「2030年問題」と呼んでいるし、2045年には人工知能が人類の知能を超える「シンギュラリティ」というターニングポイントが来ると言っているよ。

会社や自分の仕事が生き残る道を考えるきっかけに

DXを学びたい男性
うーん。なんかまだ大げさな話のようにしか思えないな。
DXに詳しいロボット
もう少し別の視点から補足すると、「第一次産業革命」から「第三次産業革命」までの流れを見ても、それまで盤石と思われていた産業が、時代の変化に伴い、新しい産業にすっかり置き換えられてしまうことがありうるんだ、ということを学ぶだけでも意味があるんじゃないかな。

自分がいま携わっている仕事も、「まったくなくなる」と考えると現実感がないかもしれないけど、少なくとも「いまとは形を変えていく可能性がある」ことは理解できる人が多いんじゃないかな。それをデジタル技術を使って行うことがDXなんだ、と考えてはどうだろう。
DXを学びたい男性
確かに、「DXはテクノロジー起点ではなく課題起点で行うべき」と言われても、どこに課題があるんだろう、いままでのやり方で何の問題もないじゃないか、と思う人も多い。でも、例えば「第四次産業革命」の姿をイメージして、それと今を比べることで、課題が浮かび上がってくる場合もあるかもしれない。
DXに詳しいロボット
DXのプロジェクトを進めていくと、目的や動機を見失って、滞りなくツールを導入することが目的化してしまうことも多いと思う。

そのときに、歴史の大きな流れの中で、会社や自分の仕事が生き残っていくためには、いま何をすべきなんだろうか、という広い視野で物事を考えてみると、モチベーションが維持できたり、リフレッシュできたり、解決策のヒントが生まれたりするんじゃないだろうか。

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YouTube:産業革命とは? 第1~4次をわかりやすく解説

考察記事執筆:NDX編集部

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