デジタルマーケティングの先にある「MDX」とは何か? | NEXT DX LEADER

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この動画で学べること

  • マーケティングのデジタル化と、その先にある「マーケティングDX」が学べる。
  • デジタルマーケティングの基本的な手法と、そのメリットが分かる。
  • 「バナー広告」を例にしたマーケティングDXの考え方と手法が分かる。

こんな人におすすめ!

  • デジタルマーケティングに本腰を入れて取り組もうとしている人。
  • 現在実行中のデジタルマーケティングをさらに加速していこうと考えている人。
  • マーケティングのデジタル化、DXってどういうことなのかピンとこない経営者。

単なる「デジタル化」だけでも精一杯な会社も多いが

DXを学びたい男性
この動画ではどんなことが学べるの?
DXに詳しいロボット
多くの会社では、ようやくデジタルマーケティングに本腰を入れ始める段階だと思うけど、その先の「マーケティングのDX」について、マーケティングオートメーション(MA)やWebプロモーションの専門会社、株式会社inglowの小里雄平社長が解説しているよ。

「DXを単なるデジタル化と同一視してはいけない」ということは、最近いろんな人が口酸っぱく言っているけど、小里社長も「DXとは、ITの活用を通じてビジネスモデルが組織を変革すること」という定義にこだわっている。
DXを学びたい男性
まず、マーケティングのデジタル化、IT化の段階もよく分からないんだけど。
DXに詳しいロボット
デジタルマーケティングとは、Webサイトやメール、SNS、スマートフォンのアプリなどオンラインを活用したマーケティング手法のこと。

紙のチラシや交通広告といったアナログの宣伝、集客手段と対比させてそう呼ぶわけだけど、それでは「単に紙をデジタルに置き換えただけ」のレベルというわけだね。
DXを学びたい男性
SNSだけ取り上げても、InstagramやFacebook、TwitterやTikTok、LINEなど、さまざまな手法がある。それだけでも精一杯だけど、さらにその上があるんだ。
DXに詳しいロボット
印刷代がかからなくなるとか、対象を細かくターゲティングできるとか、クリック数や問い合わせ数などの反応が分かるとか、デジタル化だけでもメリットはある。でも、「ビジネスを変革し競争優位性を出す」ためには、もうひと工夫必要だという。

AIで画像を自動生成し「A/Bテスト」で磨き上げていく

DXを学びたい男性
その上の「マーケティングDX」って、どういうものなの?
DXに詳しいロボット
小里社長は、「バナー画像」「動画」「LP(ランディングページ)」「キーワード」という4つのポイントをあげているけど、この動画では「バナー画像」について解説している。

ネット広告の場合、いわゆる「A/Bテスト」のように、同時に複数のバナーデザインを配信し、効果を比較検証して、よりよい形を残す方法が取れる。また、ターゲットごとにバナー画像を出し分けることもできる。
DXを学びたい男性
とはいっても、試行錯誤にもけっこう人手がかかるよね。
DXに詳しいロボット
ここからが、小里社長が言っている本格的なマーケティングDX、すなわちMDXの話で、「AIを使った革新的な手法」だ。

まずはネット上にクローラー(bot)を走らせ、オンライン上に配信されているバナーをビッグデータとして収集。高いクリック率をあげている素材を解析することで、勝ちパターンを抽出するという。このデータは、月に数万から数十万件も追加されている。

さらに、勝ちパターンを基に、AIを使って機械学習をさせて、自社のバナー画像を自動生成する。これをA/Bテストにかけて、より効果的なクリエイティブに磨き上げていくのだそうだ。
DXを学びたい男性
それはすごいね。でも、これってデジタルマーケティングの進化系ではあるけど、DXかどうかと言われると、どうなんだろう。
DXに詳しいロボット
確かに、これが技術的に当たり前になれば「優位性」は簡単に薄れてしまうから、それまでの相対的なものと言えるかもね。でも、一連のプロセスが全自動になるインパクトはかなり大きいし、先行することで得られる利益があるに違いない。

ともかく「デジタルマーケティングを本格的に始めようか」と考えている段階では、決して先進的ではなくて、もうかなり先のことを考えてやっている人たちがいるということは、マーケティング担当者も理解しておく必要があるだろう。

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考察記事執筆:NDX編集部

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