ChatGPTの有料版の「ChatGPT-4」で、画像認識機能がリリースされて、日本語ユーザーも順次使えるようになっているんだけど、この評判がとにかくすごいんだ。YouTubeでも驚きと興奮の声が続々あがっている。

【AI&WEB ch】を運営するKEITOさんは、このChatGPT-4V（ビジョン）を仕事に活用する事例を11個あげている。実際に動画を見てもらいたいんだけど、項目だけあげるとこんな感じだ。

画像からCSV／画像から状況を言語化／撮影技術のアドバイス／画像からコーディング／手書きの絵をSVG化／スクショを模倣／JavaScriptで機能追加／レシートをJSON形式で書き出す／LPの改善点を聞く／ネーミングアイデア出し／画像からテキストの抽出／チャートの分析

じゃあ、「エンジニア、プログラマー向け」の機能から紹介してみようか。

例えば「JavaScriptで機能追加」の具体例として、KEITOさんは電卓アプリの画面のスクリーンショットを撮って、「このアプリを作りたいです。コードを書いて下さい」とChatGPT-4Vに頼むと、すぐにコードを返してきてくれたんだ。

それは逆にChatGPT-4Vの方から「以下は、基本的な電卓アプリのためのシンプルなHTML、CSS、およびJavaScriptのコードの例です」と説明も返してきてくれる。

さらに「何か面白いアニメーションの機能を入れてください」と頼むと、電卓の色が変わるボタンを追加してくれる。

そこはどうなんだろうね。いきなりちょっと特殊な例を出したけど、他の動画投稿者も興奮していたのは、ウェブのインターフェイスのワイヤーフレームを投げると、そのコードを返してくれること。

そこで画像認識機能だよ。生成されたコードを画面化し、画像データをアップロードして「現在のコードはこのようになっています。元のデザイン案にもっと近づけてください」とか「ここのレイアウトがおかしいので調整してください」とか頼むことができる。

そうすると「了解しました。レイアウトを調整するためのCSSコードを以下に示します」といって修正版が返されてくる。

これはいろいろ試してみるべきだと思うけど、KEITOさんは「LP（ランディングページ）の改善点を聞く」という事例を示していて、デジタルマーケティング職の人には参考になるのかなと思う。

「ネーミングアイデア出し」は、画像をアップロードして、ネーミング案を5つ提案してくださいというもの。これまでは要件を言語にして依頼しなければならなかったのが、いきなり画像でOKだから、コピーライターの人とか参考になりそう。

あと「チャートの分析」というのは、株式などのローソク足チャートの画像をアップロードして「次のアクションをどうするべきかの的確な根拠を持ったアイデアを下さい」と依頼しているのね。

でも、今後はできるようになっていくかもしれないよ。