問題となったシーンは、東京吹奏楽団(プロ)と玉川大学吹奏楽団(アマ)の演奏を聴き、どちらがプロか当てるというもの。ここでGACKTさんチームの回答の順番が、中山優馬さんと北山宏光(Kis-My-Ft2)さんに回ってきた。
GACKTさんの40連勝という記録がかかった場面に、司会の浜田雅功さんは「大丈夫?」と声をかけたが、2人は自信満々の様子。
「大丈夫ですよ」(中山)
「2人とも耳は超いいですからね」(北山)
「GACKTさんに引っ張られてますんで僕ら。かなり気は大きい」(中山)
「僕らGACKTさん化してますから」(北山)
しかし演奏を聴いた2人の回答は割れ、最終的にBを選択。自信も失せたのか「ここミスったらぶっ飛ばされますからね」(中山)、「確実に消されるよね。色んな意味でね」(北山)と弱気な発言も飛び出した。
一方、スタジオのGACKTさんの回答はA。2人の回答に「これヤバくないですか?」と動揺する姿を見せた。結局不正解となり「一流芸能人」から「普通芸能人」にランクダウン。椅子やスリッパ、名札が交換されると、天を仰いで悔しがった。
「うわーヤバい、涙が出てきた……。心弱いボク。40連勝だよ?。いやー辛(つら)ッ辛ッ!」
先輩の最低条件は「自分が困ったときに守ってくれる人」
ただしGACKTさんがそのような発言をしていたのは、2人が帰ってくるまでのこと。最初に正解を選択していた北山さんに「お前なんで譲るの?」と問いかけたものの、連勝がストップしたことを責めることはしなかった。
この放送を見たツイッターユーザーが、GACKTさんのツイッター(@GACKT)に「格付けで間違えた子を一切責めない姿に感動しました!!!」と投稿したところ、GACKTさんはその理由を次のようにツイートした。
「責めてなんになるんだ?そんな先輩イヤだろ?先輩ってのはな、『その人みたいになりたいと思わせてくれる人、自分が困ったときに守ってくれる人、時には優しく怒ってくれる人』これが最低条件なんだよ」
このツイートにフォロワーからは「その考え方、大いに見習いたいです!」「わたしもその条件に当てはまる先輩になるように明日から努力します!!!」などと賛同する人が殺到。GACKTさんのような包容力のある上司が欲しいというグチも見られた。
「こんな上司がいればなぁ」
「ちょっとしたミスに、チクチクと嫌み言ってきた器の小さい上司に聞かせてやりたいわ!」
「普通芸能人」への格下げにも「ワクワクしてたまらない」
さらにファンが、初めて「普通芸能人」に格下げになったことを「ショックでした」と投稿すると、GACKTさんは「そうか?」と疑問を呈し、こう前向きの姿勢を見せた。
「ボクはこれからの一年、自分の人生は上がるのみ!って考えるとワクワクしてたまらないけどな」
連勝記録は途絶え、番組のルール上は「普通芸能人」になってしまったが、その言動が依然として「一流芸能人」なのは間違いなさそうだ。
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